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高校で遺伝子工学実験の授業をしてきました!

11月24日に本校のバイオサイエンス専攻の田中先生が、大阪府立狭山高等学校の学生さん達に遺伝子工学実験の授業を行いました :a6:
授業では、大腸菌にGFP遺伝子を導入する実験をしました :c11:
GFPとは、クラゲの蛍光タンパク質のことで、形質転換が成功すると大腸菌が光ります :b11:
 
image1  image1
 
 
まず、微生物の取扱いに必要な「無菌環境」作りや、遺伝子組換え生物の扱い方などの話から始まりました :a7:
マイクロピペットの使い方は事前に高校で練習してもらっていたため、簡単な説明の後はすぐに実験開始!
ループを使って大腸菌を塩化カルシウム溶液の入ったマイクロチューブ2本に懸濁させ、1本だけにプラスミドDNAを入れました。
これで形質転換した大腸菌としていない大腸菌とを比べることができます。
 
形質転換はヒートショック法で行いました。
プラスミドDNAが大腸菌の細胞内に取り込まれやすくなる環境を塩化カルシウム溶液で作り、冷やした状態から急激に温度を上げることによりプラスミドを細胞内に取り込ませる方法です :c11:
 
形質転換後は、寒天培地に大腸菌を播種して終了です :c11:
実験結果は数日後なので、光ったかどうかは写真を高校へお送りします :a6:
 ↓うまく行けば下の写真のようになりますよ :a6: ↓
P8110032
 
 
学生さん達は、3~4人グループで楽しく実験していました!「久し振りに実験ができた」と喜んでくれた学生さんもいました :a6:
高校で遺伝子や形質転換の仕組みについては勉強していると思いますが、実際に実験をすることで勉強したことをイメージしてくれたらとても嬉しいです。
 
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