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アジアとの連携!バングラディッシュ工科大学から教授が来校!

バングラディッシュでClinical Engineer(=臨床工学技士 以下CE)を養成するべく、バングラディッシュ工科大学Bio Medical Engineering学科(以下、BME)のハサン教授が来日され、滋賀県草津市にあるニプロの医療研修施設である『ニプロiMEP (NIPRO institute for MEdical Practice)』の施設見学と、大阪ハイテクの第3校舎(臨床工学技士科の棟)の校舎見学をされ、本校のカリキュラムについて意見交換をしました!
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バングラディッシュではすでにBMEとしての学問が確立されており、日本の養成課程の1つである専攻科のようなカリキュラムを検討されているとのことでした。工学系(電気・電子工学、情報処理工学、物理学など)を中心にカリキュラムが組まれているため、医学系科目や専門科目について、どのような科目が必要であるかをお伝えし、バングラディッシュではどのようなCEが必要であるかを共に模索・検討しました。
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バングラディッシュの医療従事者は医師と看護師しかいないため、技術者が必要とのことで、日本の臨床工学技士の業務に加え、臨床検査技師や診療放射線技師のような内容も必要な様子でした。
 
アメリカのCEは画像関連機器(超音波エコーやX線関連機器など)の点検・修理も行えるため、そのような専門コースも必要なようで、さらに心臓カテーテル治療のニーズもあることから、これからのアジア圏における臨床工学技士を普及・拡大していくためにも、さらに連携を図っていきたいと思います。
 
今年は第3回・アジア臨床工学フォーラムが上海で開催される予定です。これまで以上に熱い議論になりそうで教員一同楽しみです!
 
臨床工学技士科 加藤・籔中

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