ハイテク VOICE

graduate

臨床工学技士専攻科/臨床工学技士科 卒業

  • 臨床工学技士

深田 陽平 さん

就職先:三田市民病院

臨床工学技士はこれから自分たちが業務を作り上げていく面白さがある仕事です。

1.現在の仕事内容は?
入職当初、循環器(カテ室)業務に配属されました。それまで透析室には2名の臨床工学技士はおりましたが、カテ室には臨床工学技士はおらず、循環器医師のたっての希望からチーム医療の要として循環器(カテ室)業務専属で私が配属されたと聞いています。しかしながら私も未経験で大変な思いもたくさんしました。今では臨床工学技士がカテ室キーマンとなって業務出来ていると感じています。その後、透析業務も行うようになり、他の血液浄化、ME機器管理業務、手術室業務、内視鏡室業務と拡大し、現在は循環器部長が臨床工学技士長を兼任していただき、臨床工学科として9名のスタッフで業務を行っています。私は9人いる臨床工学技士の現場のまとめ役として業務を行っております。
2.仕事のやりがいは?
カテ室で従事しているときはチーム医療の一員として医師や看護師と共に一人の患者を救うため一丸となって治療に臨んでいます。臨床工学技士の立場で判断したことやアドバイスしたことが治療に反映され、安全かつスムーズに治療が進み、良い結果が生まれた時、非常に喜びややりがいを感じます。
今は主に臨床工学科のまとめ役としてスタッフ教育や業務拡大に重きを置いています。臨床工学技士の立場から病院のため業務拡大や改善を行い、大きな成果を生み出せたときや他の病院スタッフから「臨床工学技士さんがいてくれて良かった」と言っていただける声が大きな励みになっています。
3.仕事をする上で大切に思うことは?
臨床工学技士という仕事は当たり前ですが医療機器のスペシャリストです。医療機器を使用するのは医師だけでなく看護師、その他の医療スタッフと多くの医療従事者が扱います。ですから安全な医療機器を提供するのはもちろんのこと、臨床の場では的確な判断や豊富な知識が必要だと思います。ですので日々研鑽ですね。それからもう一つ重要なポイントは他の医療従事者との潤滑油的な役割を担うことだと思います。臨床工学技士が臨床支援を行っている場はチームで高度な医療を提供しているところが多いと思います。チーム医療といってもそれぞれがうまく機能しなければ良い医療は提供できません。そこを臨床工学技士がうまくまとめていくことが大切だと感じています。
4.医療業界を目指したきっかけは?今の職種を目指したきっかけは?
私はもともと大学の工学部を卒業し、一度社会に出ました。
臨床工学技士という仕事があることは全く知りませんでしたが、仕事の関係である臨床工学技士の方との出会いがあり、この仕事に非常に興味を持ちました。当時、本題はそこそこで、失礼だったと思いますが臨床工学技士についていろいろ聞かせていただいたことは今でも覚えています。そこで自分の工学知識を活かせて、医療現場で活躍できるこの仕事に魅力を感じ、目指すことにしました。
5.大阪ハイテクで良かった点はどんなところですか?
私は専攻科で、たった1年という非常に短い期間でした。しかしながら、早期からの模擬試験の実施や他の資格試験への挑戦と国家試験合格までのビジョンが明確で自分はとにかくこのカリキュラムに必死でついていけば何とかなると思っていました。
6.学生時代、印象に残っていること、頑張ったこと、今に役立っていることは?
非常に濃厚な1年だったと思います。言い方は悪いですが、専攻科は人生を少し遠回りしている人の集まりでしたので必死さが違って、みんな一つの目標に向かって切磋琢磨できたと思います。ある意味人生崖っぷちでしたから、自分の人生をしっかりと見直すことが出来た時期でもあるし、家族や周りの方の協力・励ましのおかげでもう一度チャンスをもらって勉強させてもらっていると感じていたし、その分たくさん苦労もした時期でもあります。それが今の仕事への姿勢のベースになっているように思います。
7.同じ業界を目指す後輩に一言!
臨床工学技士はまだまだ歴史も浅く、私がこの仕事に就いてからもどんどん変化しています。言い換えればこれから自分たちでどのようにも作り上げることができる職種だともいえます。ですから大きなビジョンをもって臨床工学技士をどんどん大きくしていきましょう!

臨床工学技士 とは?

チーム医療の一員として医療機器の操作や管理を担当します。手術室で人工心肺装置を操作したり、医療機器センターで機器を点検したり、活躍の場はどんどん広がっています。

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