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    「4月から本気出す」を現実にする!科学が証明した最強の勉強法ガイド

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    春。新しいスタートの不安

    春。新しい学校、新しいクラス、新しい教科書。
    「4月からは本気出す」
    そう思っている人は、きっと多いはずです。

    でも同時に
    「勉強むずかしくなるよね…」
    「暗記がほんと苦手…」
    「自分、頭よくないし…」
    そんな不安はありませんか?
    今日はそんなあなたに、効率的な勉強方法について話をします。


    ①「暗記が苦手…」あるある

    ・何回読んでも覚えられない
    ・昨日やったのにもう忘れてる
    こんな風に思っている人は多いのではないでしょうか。

    これは、多くの人が「読む=勉強」だと思っているからです。
    心理学の研究では、読むだけでは長期記憶になりにくいということが示されています。

    “勉強した気分になる”というのは「認知の流暢性」であって、本当に覚えているかどうかとは別なんです
    ※流暢性…処理のしやすさのこと。読むという簡単な行為で内容も理解できたと錯覚すること

    つまり「読んだ回数=覚えた量」ではないということです。
    ここを改善することで、今までよりもグッと暗記することができるようになるかもしれません。


    ② 記憶力は遺伝で決まる?

    研究では、認知能力(考える力や記憶を含む)の個人差の約40〜60%は遺伝の影響がある
    と報告されています。

    ここだけ聞くと、「え、もう無理じゃん…」って思うかもしれません。

    でも大事なのはここ👇
    遺伝で“決まる”のではなく、遺伝は“土台の違い”にすぎない

    身長だって遺伝の影響は大きい。
    でも、運動能力はトレーニングで伸びますよね。

    研究では、
    「学習方法・繰り返し方・使い方」などで大きく変わることも分かっています。

    つまり、
    「才能は“スタート地点”に影響するけど、勉強の“伸びしろ”は学び方で決まる」
    ということです。

    今回のブログでは、この「伸びしろ」をちゃんと伸ばすための勉強法を提案します。

    ③ じゃあ、どう勉強すればいいの?

    科学的に効果が確認されている方法を紹介します。

    1. 分散学習

    一度に大量より、時間をあけて繰り返す方が覚えるという効果。
    記憶は忘れる性質があり、
    忘れかけた頃に思い出す」ことで定着します。

    心理学者エビングハウスの忘却曲線は意味のない情報の忘却に関する有名な研究ですが、ここから導き出された『分散学習(復習のタイミング)』の重要性は、現代の学習科学でも強く支持されています。

    2. アクティブリコール

    覚えているかどうか思い出す行為自体が最強の勉強法
    例えば:
    ✔ ノートを閉じて頭の中で思い出す
    ✔ 白紙に書き出す
    ✔ 予想してから答えを見る
    これが脳の「検索トレーニング(アウトプット)」になり、記憶が格段に強くなります。

    3. テスト効果

    テストすること自体が“記憶を強化する行為である」という効果です。
    小テスト形式で学習すると復習よりずっと強く記憶が残ります。
    実際に授業のすぐ後に、自分で「要点を3つ書く」をしてみてください。

    4. インターリービング

    科目や問題を混ぜて勉強する方法です。
    例えば:
    「数学A→数学A→数学A→数学B→数学B…」
    ではなく
    「数学A→数学B→生物→数学A→数学B→生物」のように順序を混ぜる。

    これによって応用力・転移学習力が上がります。

    5. 精緻化

    「ただ覚える」ではなく
    ✔ なぜ?
    ✔ どうして?
    ✔ どうつながる?をセットで考える。
    こうすることで、既存の知識+新しい知識という複数の回路で記憶されるため忘れにくいです。
    思い出すきっかけ、覚えるきっかけを、既存の知識でフックするイメージです。

    6. デュアルコーディング

    文章+図で学ぶ方法。
    文字だけより「文字+絵・グラフ・図」にすると
    記憶のルートが増えて定着力が上がります。

    新聞や小説よりも、
    漫画やドラマのほうが具体的にイメージしやすいし、覚えやすくないですか?


    ④ 暗記のテクニック(具体的な暗記方法)

    ここでは“最初の覚えやすさ”を引き上げる工夫についてお話します。

    1. ストーリー型

    情報を物語にするやり方です。
    例えば:
    ・解糖系でグルコースが分解されてピルビン酸ができてATPが2つ得られて…難しい

    ある日、グルコース君が細胞の町にやってきた。
    町の入口で「まずは2ATP払ってください」と言われる。
    その後、働きまくって4ATPをもらった。
    (結果:2払って4もらう → 実質2ATPゲット)
    最後に疲れ果ててピルビン酸駅に到着。

    これなら印象に残りませんか?

    2. メモリーパレス

    記憶宮殿と呼ばれており、空間イメージとワードを紐付けて覚える暗記法
    競技記憶でも使われる方法。

    人間は「場所・位置関係・動線」を非常によく覚えるので、これを暗記に転用します。

    例えば:
    「玄関 → リビング → キッチン → 風呂 → 自室」と自分の家のルートを具体的にイメージします。
    そこに、覚えたい単語をめちゃくちゃでも構わないので、関連させて覚えていきます。

    3. ペグ法

    番号をイメージ化して結びつけるという暗記法です
    例:
    1=ロウソク(細長いから) …ロウソクが●●でできている
    2=白鳥(形が似ているから)…白鳥が■■を飲んでいる
    3=三角帽(3だから) …三角帽が▲▲でベタベタ

    なんでも構いません。
    とにかく、とんでもないイメージでもいいので関連させて覚えていきます

    4. チャンク化

    情報をグループ化
    09012345678 → 090-1234-5678 のように分けると覚えやすい。

    人間のワーキングメモリは4個程度と言われています。
    だから、09012345678という11桁の情報は非常に覚えにくい
    でも「090」「1234」「5678」とすると3チャンク(4桁くらい)にすると一気に覚えやすくなりませんか。

    5. 教えるつもり勉強法

    他人に説明するつもりで勉強する」→ 自分の理解度が爆上がりします。


    ⑤ 教員おすすめの最強コンビ

    科学的な暗記法+テクニックを組み合わせるなら

    🔹 基本セット

    ① ざっと読む(理解)
    ② ノートを閉じて思い出す(アクティブリコール)
    ③ 翌日にも思い出す(分散学習)

    🔹 +α応用セット

    上の基本セットで覚えきれない部分は…
    ① 間違えたところに★をつけて再テスト(テスト効果)
    ② 教えるつもりで口に出しながら勉強(教える勉強法)
    ③ 図にしてみる(デュアルコーディング)


    🌟 最後に

    記憶力は差がありますが、差の半分以上は学び方(暗記法)で変えられる
    暗記は「思い出すこと」が本当の鍵です。
    がむしゃらに取り組むことも大切ですが、科学的な方法で勉強すると伸びは確実に速くなる可能性が高いです。

    はじめは取り組むことに抵抗があるかもしれませんが、
    暗記に悩んでいる人はぜひ挑戦してみてくださいね!

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