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植物組織培養実習レポート その②

2年生「環境・植物バイオゼミ専攻」の『植物組織培養実習』のレポート第二弾です :a11:
 
今日の実習では「植物組織からのカルス誘導」を行いました。
 
カルスとは、ES細胞やiPS細胞のように“分化全能性”をもつ植物細胞の塊です。
カルスは、茎や葉などの植物組織の一部を植物ホルモンを含んだ培地で培養することで作ることができます。
カルスの状態からは、植物ホルモンの種類によって色々な植物組織や植物個体を形成することができます。
 
今日の実験に使う植物は、学校の広場の花壇から少しだけ採取させていただきました(笑) :b12:
 
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学生たちは好きな植物を選び、クリーンベンチの中で植物を除菌・滅菌し、細かく切り、培地が入ったシャーレに置きました。
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実験後のシャーレは、植物組織培養用のインキュベーターで培養します。
植物組織培養用のインキュベーターは、光と温度調節ができる培養器です。
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1週間~2週間培養することで、カルスが形成されます :c14:
実験の結果は少し先ですが、またブログで紹介します :a8:
 
 
 
生命工学技術科:田中

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