AIを作って競う!AIコンペティションとは?
目次
皆さんはAIコンペって聞いたことはありますか?
コンペとはコンペティション(競技会)のこと。AIコンペはAI同士を競い合うイベントというわけです😁
今日は、AIコンペティションの魅力と、人工知能学科の学生たちがどのように取り組んでいるかをご紹介します!
AIコンペのオンラインプラットフォームは色々ある
AIコンペはオンライン上で行われます。
大小さまざまなプラットフォーム(オンライン会場)がありますが、有名なところでいくと日本国内ではSIGNATE(シグネート)、世界規模ではKaggle(カグル)があります。
Kaggleは完全に英語で取り組む必要があるため、大阪ハイテクの人工知能学科ではまずSIGNATEに挑戦します。
AIコンペのルール
AIコンペでは、テーマに合わせたAIを作ります。例えば、
- 「物件の立地から、家賃を予測するAI」
- 「雲の衛星画像から、台風の発生を予測するAI」
など、ビジネスや社会問題の解決につながるテーマが多いです。
これらのAIを作り、その予測精度の高さ(誤差の小ささ)や的中率を競います。
AIを作るためのデータセット(教師データ)はプラットフォームから提供されますが、ルールによっては自身でデータセットを用意することも許可されます。
人工知能学科の学生が1ランク上の称号をゲット!
1年生も入学から半年以上経ち、AIコンペに積極的に参加する学生が増えてきました。
実は、人工知能学科の学生は1年生のうちに1ランク上の称号Intermediate(中級)の獲得を目指しています。
SIGNATEの登録ユーザーの中で、上位5%相当のこの称号は、1つ以上のコンペで一定の順位もしくは性能をクリアする必要があります。
授業内や部活動の時間をフルに使って、獲得に向けた指導をしています!
実際に1年生で獲得した学生は、2年生のインターンシップでAIを使った製品を開発する企業に行ったり、着実にAIスキルを伸ばしています!
学生の声
称号をゲットした学生にインタビューしてみました!
Q. AIコンペに参加してみてどうでしたか?
初めは難しそうだと思っていましたが、挑戦してみるととても楽しかったです。自分の作ったAIが評価されるのは嬉しいですね。
Q. 苦労した点はありますか?
データの前処理やモデルの選択など、考えることが多くて大変でした。でも、その分学びも多かったです。
Q. 今後の目標は?
さらに上位を目指して、より高度なAIを作れるようになりたいです!
生成AIで盛り上がる今だからこそ『AIを作って・使える力』を育てたい
生成AIの進化が目まぐるしい今、生成AIがプログラムを書いたほうが早いということは広く知られてきました。
このため、生成AIを活用するためにプロンプトエンジニアリング(AIへの指示の出し方を工夫)のスキルが必要と言われています。
しかし、社会の問題は人間の感覚や常識がなくては解決できません。今のところ、生成AIにはそれが難しいという状態です。
だからこそ人の手でAIを作って、そのAIを活用できる人材が必要になってきます。
大阪ハイテクの人工知能学科は『AIを作って・使える力』を持つ人材を育てることを目指しています✨️
将来のAI・IT技術者を目指して
大阪ハイテクの人工知能学科では、将来パソコンを使う仕事に就く学生が多いことから、タッチタイピングの習得を目指しています。
入学後すぐにホームポジションとタイピングの練習方法を習い、基本のフォームや指使いを守って練習を重ねています。
来年以降も、全員がタッチタイピングを習得できるよう手厚くサポートをしていきます🦾
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