万博の開会式で使われたAI技術について解説します!
大阪・関西万博がついに開幕しましたね!
新大阪駅から直通でアクセスできる大阪ハイテクでも、万博の話題で盛り上がっています😎
今回は、人工知能学科の教員として特に注目した「開会式で使われたAI技術」についてご紹介します。
生成AIによる音楽パフォーマンス
人工知能学科の教員として注目したのが、開会式で使われていたAI技術です。
例えば、生成AIによる音楽パフォーマンス。
”PARADE to the future”というプロンプトから始まる音楽に、人間のパフォーマーが楽器を合わせていく演出です。
「最新テクノロジーを使えば、より多くの人がクリエイターになる未来が開ける」というメッセージが込められているそうです。
普段よく耳にするJ-POPなどと比べると、独特のメロディーラインの繰り返しが印象的でした。
おそらく人間の手による編曲も含まれていると思いますが、初音ミクなどのボカロ文化と同じように、AIが生み出す音楽が新たなジャンルとして広がっていく可能性を感じました😊
バーチャルヒューマン「imma」が司会進行
開会式の司会進行がずっとスクリーンの中にいて、紹介の際に「バーチャルヒューマン?」となった人も多いと思います。
それもそのはず、”imma”は姿はもちろん、話し声もAIによって生成されたものだからです😯
関西出身の方には少しイントネーションの違和感があったかもしれませんが、それでもかなり自然な話し方に感じました。
これは、ディープラーニング技術によって人間の話し方を模倣し、高精度に音声を生成しているからです。
実体のない存在でありながら、独特の雰囲気やミステリアスさが、多くの人の関心を集めていましたね🤔
今後さらに技術が進歩していくと、バーチャルヒューマンがどのように活躍していくのか楽しみです!
万博は技術と未来のショーケース
万博は、世界中の知恵と技術を集め、未来の社会像を示す場所でもあります。
AIをはじめとした先端技術がどのように私たちの暮らしを変えていくのか、その“最前線”を間近に見られる機会に、ワクワクが止まりません!
今後は、実際にパビリオンも見学して、さらに詳しいリポートをお届けしたいと思います!
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