鍼灸師とアスレティックトレーナーのWライセンスで活躍する卒業生
今回のブログについて
大阪ハイテクノロジー専門学校 鍼灸スポーツ学科が初めて卒業生を送り出したのが2011年3月のこと。今から14年余り前のことになります。(当時の名称は鍼灸スポーツトレーナー学科)卒業生たちはそれぞれの形で社会に出ています。思った以上にうまく行くケースもあれば、なかなか思い通りにはいかないケースもあるでしょう。今回はそんな日々奮闘する卒業生たちについてお話ししましょう。
卒業生の就職先
数で言うと治療院勤務でスタートする人が最も多くなります。治療院といっても高齢者をはじめ、一般の患者さんを多く治療するところもあれば、部活動に打ち込む学生アスリートをたくさん治療しながら運動指導するところもあります。また、美容鍼灸に強いところや女性専用の治療院、整形外科病院でトレーナーの立場で働く人もいれば、介護施設を持つ企業に所属しその施設を巡回する治療家として働いたり、病院と併設されたメディカルフィットネススタジオで働く人もいます。これだけでも幅広いですよね!
スポーツ現場で活躍する卒業生トレーナー達も、卒業後いきなり現場に出る人もいますが、多くは何年か治療院勤務した後でチャンスと出会い、現場に出ることになります。治療院から派遣されているケースも少なくありません。ラグビーやアメリカンフットボール、サッカー、野球、バスケ、バレー、テニス、水泳など競技も様々です。プロレベルから学生スポーツまで、鍼灸という武器を最大限活用しながらみんな頑張っています。
大阪ハイテクではWライセンスが取れる!
当学科は医療系国家資格である鍼灸師(はり師、きゅう師)と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)のWライセンスが取得可能です!スポーツ現場に出るには、今後ますます医療資格が重要な意味を持ってきます。ただ、ふたつの資格が取れるからすごいよということだけで無く、この理想的な組み合わせは、卒業後の自分の可能性を広げてくれるということを卒業生たちの活躍から感じて欲しいのです。
この業界でキャリアアップしていくためにも、スポーツ現場のキャリアが一段落した後のセカンドキャリアや結婚・出産後の職場復帰などにも、これらの専門資格の組み合わせ(Wライセンス)は武器になります。この業界に興味がある人は、ぜひオープンキャンパスに参加して、将来のビジョンを聞かせてください!
開業する人も増加中!
開業する人も増加中です。鍼灸院を経営する人もいれば、卒業後に柔道整復師を取得して両方の資格で開業している人もいます。
開業の形態も様々で、エステティックサロンを経営する人もいますし、鍼灸治療もできるパーソナルトレーニングジムを開業するケースも急増中です。いわば総合コンディショニングルームというこの形態は、鍼灸スポーツ学科の強みをうまく活用しています。
最後に
JSPO-AT資格(アスレティックトレーナー)を取得しなかった卒業生からも、「ATの勉強が役に立ってます」とか「ATの勉強をもっと頑張っておいたらよかった」と言う声が聞こえてきます。中には卒業後数年してから受験したいという問い合わせがあったりします。
今から入学する人は、JSPO-AT資格(アスレティックトレーナー)の新カリキュラムになります。今まで学外での試験だった実技試験が学内審査になったり、年1回だった理論試験が年2回実施されたりと取り組みやすくなります。一生懸命勉強し、実技スキルを上げることに変わりはありませんが、合格率向上も間違いないなし!一緒に頑張りましょう!