【臨床工学技士科】東淀川高校の2年生が医療機器を体験!血液透析を学ぶ実践授業
皆さん、こんにちは!
大阪ハイテクノロジー専門学校 臨床工学技士科です。
今回は、大阪府立東淀川高等学校 看護医療コースの2年生を対象に行った、体験授業の様子をご紹介します!
今回のテーマは、臨床工学技士の重要な仕事の一つである「血液透析」です。
講義を聞くだけでなく、鉗子や透析装置などの医療機器にも実際に触れながら、臨床工学技士の仕事について学んでいただきました。
まずは「血液透析」の仕組みを知ろう!
体験授業は、血液透析についての講義からスタートしました。
腎臓には、体内の水分やミネラルのバランスを保ち、老廃物を尿として体外へ排出する大切な働きがあります。
講義では、腎臓の働きが低下したときに、その機能の一部を補う血液浄化療法として、血液透析がどのような役割を担っているのかを解説しました。
スクリーンに映し出された資料を見ながら、人間の体の仕組みや、透析装置が治療をどのように支えているのかを学びます。
参加した高校生の皆さんも、先生の説明を聞きながら熱心にメモを取り、真剣な表情で授業に取り組んでいました。

医療器具に触れて「鉗子操作」に挑戦!
講義のあとは、テーブルごとに分かれて実践です。
最初に挑戦したのは、鉗子(かんし)の操作です。
鉗子は、医療現場でチューブを挟んだり、物をつかんだりするときなどに使われる器具です。
今回は、透析回路のチューブに取り付けられていた鉗子を外し、正しい持ち方やロックのかけ方・外し方を練習しました。
最初は「カチッ」と固定する独特の感覚に戸惑う様子も見られましたが、繰り返すうちに少しずつスムーズに扱えるようになっていきました。
実習中には、外した鉗子をタオルに沿ってきれいに並べてくれたグループも!
医療器具を丁寧に扱い、自分たちで使いやすいように整える姿勢も、とても印象的でした。

実際の透析装置を使って液体の流れを確認!
続いては、今回の体験授業のメインとなる透析装置の操作です。
実際の医療現場でも使用されている透析用コンソールや回路を使い、装置の仕組みや液体の流れを確認しました。
今回はコーヒー飲料を模擬液として使用し、
- 透析回路のチューブを取り扱う
- 装置内を流れる液体の様子を観察する
- メスシリンダーを使って液体を計量する
- ろ過の仕組みをイメージする
といった体験に取り組みました。
普段の高校生活ではなかなか触れる機会のない専門的な医療機器を前に、皆さん興味津々!
グループ内で声をかけ合いながら、一つひとつの操作を確認していました。

鋭い質問が続いたQ&Aタイム
授業の最後には、質疑応答の時間を設けました。
高校生の皆さんからは、
「ろ過された液体を、もう一度元に戻すことはできるのですか?」
「患者さんによって、穿刺針の太さを変えることはありますか?」
など、今回の実験から生まれた疑問や、実際の医療現場を想定した質問が次々に寄せられました。
単に装置を動かして終わるのではなく、体験した内容から「なぜだろう?」と考え、さらに理解を深めようとする姿勢がとても印象的でした。
先生の解説にも真剣に耳を傾け、臨床工学技士や血液透析について理解を深める時間となりました。
医療と機械の両方を学ぶ、臨床工学技士
臨床工学技士は、医学と工学の知識を生かして、人工透析装置や人工心肺装置、人工呼吸器などの生命維持管理装置を操作・管理する医療専門職です。
今回の体験授業を通して、医療機器を安全に扱う責任と、機械を通して患者さんの命を支える仕事の魅力を感じていただけていればうれしいです。
参加してくださった大阪府立東淀川高等学校 看護医療コースの皆さま、本当にありがとうございました!
大阪ハイテクのオープンキャンパスでも、臨床工学技士の仕事や医療機器に触れられる体験授業を行っています。
「医療の仕事に興味がある」
「機械を操作することが好き」
「人の命を支える仕事がしたい」
という高校生の皆さんは、ぜひ一度体験しに来てくださいね!
