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【臨床工学技士科】 アメリカ研修報告!<3日目>

■ 研修・2日目 ■
今回はロマリンダ大学での研修2日目の様子をお伝えします。
午前中は、大学内のメディカルシミュレーションセンターにて実習を行いました。
ヒトそっくりの構造をした人体模型を使って、人工呼吸に必要な気道確保の実習をしました。
気道確保とは、呼吸が困難な患者さんの口から気管までチューブを挿入して、人工呼吸装置から空気を送り込むための手技のことです。
↓ メディカルシミュレーションセンター内での実習状況


その後、実際に、病気の状態や災害などで瀕死となった状態をコンピュータでプログラムし、それに対しての具体的な治療方法もトレーニングさせていただきました。
↓ 病気や災害の状態などをプログラムすることができる模型

昼食はロマリンダ大学の学生さんたち20人ほどが、野外でピザパーティーを開いて頂き、親睦を図りました :a7:

午後からは大学内のホールや教室で学生交流を行いました。
まずは、4月から取り組んでいる課題研究の発表を英語で行いました。4月から始めた研究なので、まだ途中経過ですが、ロマリンダ大学の先生や学生さんから、この研究の完成が楽しみだとエールを頂きました。
↓ 学生発表の様子

その後、日米学生文化交流を行い、日本からは伝統的なけん玉やおはじき、お箸の使い方などを紹介し、プレゼントしました。
ロマリンダ大学の学生さんたちは、見よう見まねでけん玉にトライしていました!
その後、アメリカ側のプログラムである「Tシャツの染色」に挑戦しました。色とりどりの染色を施して、オリジナルシャツを作りました。
↓ 最後には出来上がったTシャツをプレゼントとしていただきました。


学生文化交流の後は、ロマリンダ大学の先生からの「基礎呼吸器実習」の講義です。
まずは、スピアマン先生による人工呼吸装置の講義を受講しました。
臨床工学技士として大切な知識となる呼吸の生理学から肺炎などの呼吸の病気、呼吸装置の仕組みや使用方法まで、短い時間の中でしっかりと要点を知ることができました。

続いて、ロペス先生には人工呼吸の実習をしていただきました。
豚の肺を使って、空気を吹き込むと肺はどのように膨らむのかという実習もありました。
実物の肺を使った実習で、少しびっくりしましたが、前日の解剖実習のおかげで、すぐに馴染んで学生たちは興味を持って取り組んでいました。
風船が膨らむ⇔縮むのと同じで、単純な袋型臓器であることを改めて確認することができました :c15:

日本は徐々に寒くなっているようですが、カリフォルニアはまだまだ日中は日差しも強く、暑さが残っています :b11:
そんな中でも、今日も誰一人体調を崩すことなく、和気あいあいと楽しんでいました! :a6:
明日で大学での研修は最終日となります。有意義な一日となるよう、みんな今日は早めに就寝することとします :c2:

臨床工学技士科
藤江
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