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【臨床工学技士科】 在校生にインタビュー!(臨床実習報告・その2)


 前回に引き続き、昨年に実施した臨床工学技士専攻科の「臨床実習インタビューブログ」をお届けします。(臨床実習の目的などについては前回のブログ記事をご覧ください。)

 今回は兵庫県宝塚市にある【東宝塚さとう病院】にて臨床実習を行ったSさんにお話しを聞きました。

Q.東宝塚さとう病院では、どのような実習をさせていただきましたか?
 
A.透析業務や心臓カテーテル室業務を中心に、手術室での人工心肺業務、ペースメーカ管理業務、ME機器管理業務を見せていただきました。
毎日朝礼でその日の目標を発表するので、目標をしっかり定めて実習に臨むことができました。

Q.臨床実習で勉強になったことを教えてください。
A.人工心肺装置の回路図など、学校で勉強していたものと実際病院で使用している現物を見るのとではそれぞれに違いもあり、とても勉強になりました。
また、回路図を丸暗記するのではなく、各機器(ポンプやリザーバーなど)が「なぜ」そこに設置されているのかを理解することが重要だということを学びました。

Q.臨床実習に行く前と後では、どのような変化がありましたか?
A.臨床実習前は機器操作の方法など、暗記しておいたら大丈夫だと考えていたのですが、実際の現場を経験すると、患者さんの病態や医師の指示など、その場その場で様々な状況を判断し、理解した上で操作をする必要があることを知り、考え方を改めました。
また、勉強方法として、分からない専門用語や薬剤の名前を目にした時は、自分から進んで調べる習慣がつきました。

Q.実習に行く上で大切に思うこと、ここがポイントだというところを後輩にアドバイスをお願いします!
A.医療人を目指す上で、「自分で勝手に判断して行動する」ことは絶対にやってはいけないと思います。
臨床実習でも同じで、「見られていないから。注意されないだろうからいいや。」ではなく、コミュニケーションをしっかりとって、学校で説明された実習要綱を守り、自分で自分を戒めるつもりで実習に臨んでもらうといいと思います。

 Sさん、どうもありがとうございました!
 年が明け、国家試験を直前に控えて、臨床工学技士専攻科の学生たちも年始からすでに慌しい日々が始まっています。
 まだまだ寒い時期が続きますので、くれぐれも体調管理に気をつけ、弱点補強に頑張っていきましょう!!
臨床工学技士科
濱・籔中
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