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【臨床工学技士科】 ~臨床工学技士が扱う道具!これな~んだ?~

突然ですが、臨床工学技士が病院で扱っている医療機器についての問題です!! :b1:3
これは、人工呼吸器を使用するときに用いる医療機器です。
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どんな役割をするでしょうか?
①患者さんが吸う空気をきれいにする
②患者さんが吸う空気を加温加湿する
③患者さんが吐く息の量を測る
 
 
 
正解は…
 
②患者さんが吸う空気を加温加湿する医療機器なんです!
名前は『人工鼻』といいます。
 
初めて聞く方も多いと思いますが、人間の鼻は吸い込んだ空気の温度や湿度を調節する機能があります :b14:
人工呼吸器を装着すると、空気は鼻を通さず直接肺にいくため、加温加湿のされていない乾燥した空気が送られてしまいます :b12:
そこで、登場するのがこの人工鼻!
仕組みを少し説明すると・・・
 
人が吐き出す空気には熱と湿気があります。
冬の寒い日に口から息を吐くと白くなりますよね :b4: これは吐いた息に熱と湿気があるから起こる現象なのです。
人工鼻は、人が吐いた空気に含まれる熱や水蒸気を溜め、乾燥した空気に熱と水蒸気を加えて肺に送るという役割をしているのです :a8:
こうやって気管や肺を乾燥から守っているんですよ :b4:
 
インフルエンザや肺炎など、肺の働きが低下したときに命を支えてくれるのが人工呼吸器です。
そして、それをいつでもすぐに使えるように点検したり操作したりするのが  :a7: 臨床工学技士 :a7:  なんです!
臨床工学技士科 万野

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