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【バイオサイエンス専攻】 ~対エボラウイルス検出機器“PCR”☆最先端の研究所で使用されている技術紹介pert1~

現在世界中で蔓延しているエボラ出血熱
ウイルスによって感染し、致死率は90%と言われています。
そのウイルスの検出方法の1つにPCR(RT-PCR)があります。
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PCRとはPolymerase chain reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)と呼ばれている遺伝子実験手法の1つで、わずかなDNAを何十倍にも増やすことが出来る革新的な技術です。
この技術を利用し、エボラウイルスの遺伝子を増やして感染しているかどうか調べることが出来ます。
PCRはいろいろなところで使われています。
1 病院
血液中に存在するウイルスの遺伝子のみをPCRで増やします。
遺伝子が増えたか増えなかったかで、陽性かどうかを判断できます。
2 犯人特定
現場に残っているわずかなDNAを、PCRで数十倍に増やして調査できます。
3 企業・研究所
同じDNAを使って繰り返し実験を行うとDNAが足りなくなることがあります。
そこでDNAをPCRで増やしてから使うことで、少量のサンプルで多くの実験が出きます。
このほかに、親子鑑定や環境調査にも使われます。
実際の実験では、Primerというを用いることで、指定したDNAのみを増幅できます。
つまり自分の好きな範囲を好きなだけ増幅させることができるのです。
大阪ハイテクにもPCRを行える装置が設置されていて、使うことが出来ます。
PCRは実験を仕事としていく人なら絶対に覚えて使いこなしたい基本的な技術ですので、しっかり学んでいきましょう(^^)
バイオサイエンス専攻  安達

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