授業紹介~下肢の骨折を学ぶ「柔道整復学・各論Ⅱ」~
みなさんこんにちは :b11:
今回は柔道整復師学科の授業の一つを紹介します :c15:
今日の授業は、「柔道整復学・各論Ⅱ」 :b4:
柔道整復学・各論Ⅱでは主に下肢の骨折を学びます :b4:
ここで問題です :c11:
レントゲン撮影は骨折があるのか無いのかを調べるのに非常に有効ですが、柔道整復師はレントゲン撮影を行うことはできません。ではどうやって骨折があるのかを調べるのでしょうか :c4:
正解は「長さを測る」です :a7:
骨折を起こすとその部分が短くなります。
そこで、健康な側と比較して短くなっているかを調べて骨折があるか無いかを調べます。
他にも外観上の変形や症状から総合的に評価します。
またまた問題です。
足の付け根のことを股関節と言います。股関節の骨折ではどこの長さを測るのでしょうか :c4:
付け根ですから・・・・・測りにくいですよね :b12:
さあ、どこを測りましょう :c4:
正解は「棘果長(きょくかちょう)を測る」です :b4:
????????ですよね :b12:
棘果長とは骨盤にある上前腸骨棘(腰の出っ張った骨)と内果(内くるぶし)の長さのことです :b4:
この長さを比べることで股関節の骨折の有無を調べることができます :a7:
どうやって??????
写真をみてください。
写真には先ほどの説明した棘果長を示しています。
お気づきの方もいると思いますが、健康な側と悪い方の両方ともの棘果長を測ります。
健康な側と比べて棘果長が短ければ骨折の疑いがあるということです。
柔道整復学ではこのような評価方法や各疾患の症状などを学習していきます :c15:
大阪ハイテクでは、「地域医療に貢献でき、治せる治療家」の育成に教職員一同しっかりとサポートしていきます :a7:
柔道整復師学科 仲村 剛