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関東研修旅行報告~1日目~

生命工学技術科ロボット専攻2年生は、2月15日(月)~18日(木)までの3泊4日で、関東研修旅行に行っています!
研修旅行では、関東にあるロボット関連企業を訪れ、最先端の技術に触れることを目的としています :a8: 

最初に東京の青山にあるHondaウェルカムプラザを訪れました。
 
こちらでは、まずHondaのパーソナルモビリティー「UNI-CUB」の紹介がありました :c12:
 
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UNI-CUBは、Hondaのヒューマノイドロボット研究から生まれた独自のバランス制御技術と、世界初の全方位駆動車輪機構が使われています。
デモンストレーションで見たUNI-CUBの小回りがきくスムーズな動きにみんな驚いていました :b1:3
 
 
そしてHondaといえば・・・そう二足歩行ロボットのアシモです! :b14:
 
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実際にアシモが目の前に現れ、これまでのホンダの二足歩行ロボットの開発の歴史を紹介、そして、最新のアシモの技術を披露してくれました!!
 
指のひとつひとつが動き、実物の滑らかな動作を見ることができ、その技術の高さに学生は圧倒されていました。
 
 
次に訪れたのは秋葉原のDMM.make AKIBAにあるexiii株式会社です。
 
exiii株式会社は電動義手の開発を行っているベンチャー企業で、昨年の研修旅行でも先輩達が訪問させて頂いた企業様です。
 
昨年の研修旅行の様子は   ★こちらから★
 
日本では、電動義手は150万円以上もする非常に高価なものであり、普及率も1%台でとても低い状態にあります。
 
exiii株式会社は、もっと手の届く価格にしたいという思いで、3Dプリンタやスマートフォン等の最新技術の活用や、関節の機構部分、センサの工夫などによるコストダウンに取り組まれています。さらに義手ユーザーに、デザインを楽しんでもらいたいという思いも持って取り組まれています。
 
今回は、メカ担当の山浦さんからお話を聞くことができました。
 
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現在は、設計データをオープンソースにして公開されており、日本の他、イギリスやアメリカなど世界で反応があり製作・開発が進んでいるとのことでした。
 
また、exiii株式会社ができた経緯も紹介して頂きました。学生時代から取り組まれていた研究を社会人になってからも継続して進められていたそうで、その中で応募した“James Dyson Award 2013”にて世界2位を受賞したことが、大きなきっかけとなったとのことです。
 
実際に、その運営をされているジェームズダイソン財団の高瀬さんをご紹介頂き、“James Dyson Award”についても詳しく聞くことができました。
 
次世代のデザインエンジニアの奨励・支援・育成を目的とした国際エンジニアリングアワードで、国際最優秀賞の受賞者はなんと賞金3万ポンド(約540万円)ももらえるとのことです。
 
電動義手も体験させて頂き、学生にとって、すごく良い刺激を頂くことができました :c11:
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今日一日の研修を終えて、学生からは、
 
・ASIMOの素晴らしい運動能力・手話など一つ一つの仕草を間近で見ることができて、とても感動しました。これからどう人の役に立つかの未来への将来像を感じることができました。
 
・山浦さんからの“周りは意欲のある人を応援してくれる”という言葉に大変刺激を受けました。いつかJAMES DYSON AWARDに挑戦したいです。
 
・義手のとてもシンプルな構造のなかで、滑らかな動きに感動しました。オープンソースを活用して、自分でも義手を作ってみたいです。
 
などの感想がありました。
 
最後に、今日は空いた時間を利用して、秋葉原の自由観光も行いました。学生達は電気街で目を輝かせて電子パーツを購入していました(^^)
 
今日の東京は雨が少し降っており、曇り空でしたが、明日は天気が快復するみたいです。
明日はロボットの街“つくば”に行ってきます!!晴れるといいですね :b11:
 
ロボット専攻 松本

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