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    時計遺伝子と東洋医学

    毎年恒例のノーベル賞ですが、
    今年のノーベル生理学・医学賞は「時計遺伝子の発見」でした :c11:
    簡単に説明すると、朝になると目がさめるのは体内時計ではなく、実は遺伝子の仕業だとわかりました! 😯 
     
    遺伝子の名は「時計遺伝子」で朝に太陽光を浴びて時間を把握し、
    夕方になると発現してたんぱく質を作り、このたんぱく質が増えると生物は眠気を感じ人は眠くなる。
    そしてこのたんぱく質が減ると目覚める。 :a7: 
    実は、この作用が体内時計と呼ばれるものだったのです!!
     
    つまり、時計遺伝子をちゃんと発現させるには太陽光が必要になるというわけですね! :a5:
     
     
    実は東洋医学では、
    約二千年前に書かれた医学書 『黄帝内経<霊枢>』 第七十六 衛気行篇に

     
    「是故平旦陰尽、陽気出於目」
    (是の故に平旦に陰尽き、陽気目に出る)
    という一文があります。
     
    この言葉の意味は、夜明けに陰の気が尽き、朝に目から陽気を取り入れて、
    気が全身を循環することになります。
    ちなみに、気はここから入るといわれています。
    写真 2017-10-13 18 34 21
    睡眠がうまく取れない、昼間の眠気が取れない場合は、朝起きて太陽を見ることを心掛けてみましょう!
     
    鍼灸スポーツ学科 花原

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