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病院内の非常用電源ってご存知ですか??

大雨や地震、猛暑などこのところ異常気象や災害が頻発していますが、病院内にはそんな非常事態に備えて色々な設備が整っています。
 
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災害時には電気や水といったライフラインが断たれることが予想されますが、病院にはそのような時に備え、非常用の電源や水などを蓄えています。今回は病院内にある『色が違うコンセント』である『非常用電源』についてご紹介したいと思います。
 
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病院内には様々な医療機器があり、その多くは電気を必要とします。また、電気はもちろん、水が大量に必要なものとして透析治療があります。停電などで電気の供給が断たれると治療や診断が行えなくなってしまい、病院の機能がマヒしてしまいます。
 
そこで病院には発電機が設置されており、停電になった時でも電気が供給できるようになっており、普通のコンセントとは色分けされ、また電気が供給されるまでの早さの違いによって色分けされています!
 
 
色の違いごとの名称と電気が供給されるまでの時間は・・・
〇白:一般商用電源(非常用の電源ではない)
●赤:一般非常電源(40秒以内)
特別非常電源(10秒以内)
●緑:無停電非常電源(停電しない)
と区別されています。
 
 
一般非常電源特別非常電源が使用される施設は、病院内の検査室、人工透析室、内視鏡室、手術室等で、重要度によって使い分けられています。
 
医療機器の専門家である臨床工学技士もこれらの安全対策を学び、いざという時も患者様が安心して治療して頂けるようにしています。
 
 
学生達も授業や実習を通して医療安全についてしっかりと学び、安全・安心な医療の提供ができるよう頑張っています。
 
 
臨床工学技士科 細山田

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