AIを使った研究に取り組みます!
人工知能学科2年の後期では『課題研究』が始まります。今日はこの課題研究の様子をお届けします!
課題研究の目的は、学生自ら世の中の問題に目を向け学生生活で培った知識・技術を駆使することで、問題発見能力や問題解決能力を養います。
これは3年生で取り組む卒業研究に向けた準備でもあるんです😁
スマート家電に関する研究
1つ目の研究は、一般の冷蔵庫をスマート家電化する研究です!
遠隔から庫内を確認出来たり、開閉の回数、庫内温度等を一元管理するシステムの開発を行います。
まだまだ値段が高いスマート家電も、既存の家電に新しいシステムを組み込むという手法で、コスト削減を狙います😉✨
冷蔵庫を模擬したフレームの組み立ての様子ですが、普段あまりやらない作業ゆえに、いつも以上に生き生きしています🤭
スマート農業に関する研究
2つ目は、AIによって水耕栽培を全自動化する研究です!
近年、スマート農業が盛り上がりを見せていますが、システム導入には高いコストがかかり、大規模農場でないと難しいという問題があります👩🌾
汎用的なシステムを作って量産することでコストを抑え、中小規模の施設でもAIによる省力化を図れないか狙います。
家庭用水耕栽培キットにカメラをつけて、AIによる画像認識を行うための準備を進めています。
顔認識AIを使った研究
3つ目は、PTZカメラという特殊なカメラを用いて教室内の学生の顔を認識し、出欠状況をリアルタイムで管理するというものです!
これまでは、出入口付近に設けられたカメラによって出席を取るという方式を取っていましたが、この研究では授業開始と共にカメラが自律的に動作して出席を取ります👨🏫✨
これによって出席確認の時間ロスをなくすことが期待できます!
他にも、画像生成AIによって作成したイラストだけで、異言語コミュニケーションを行えるか調べたり、物理エンジンを使ったAIの強化学習のシミュレーションなど、面白い研究に取り組んでいます!
学生にとってチャレンジングな内容も多いですが、教職員も一丸になって学生のアシストに取り組んでいきます💪