新しい医薬品が作られるまでの流れと関わっているお仕事について
みなさんは体調が悪くなったらどうしますか。
例えば熱が出たら解熱剤を飲み、お腹が痛くなったら胃痛薬を飲むなど
とりあえず効きそうなお薬を飲む!という方も多いのではないでしょうか。
お薬のことを医薬品といいます👀
実は、お医者さんが出してくれる医療用医薬品や薬局で買える一般用医薬品などを合わせると
約2万5000種類もあるそうです✨
さらに、その1種類の新しい医薬品を生み出すためには、10年以上の年月をかけて研究・開発を行います。
今日は、みなさんの健康を支える「医薬品」について
新しい医薬品はどんな流れで作られているのか?
それに関わるお仕事はどんなものがあるのか?について簡単にお伝えします!
【研究職】
ターゲットとなる症状に効果がある新しい成分の探索を行います。
植物などからの抽出や、化学反応によって創り出したりします。
【開発職】
①非臨床試験
有効性、安全性を実験動物や培養細胞で確かめていきます。
②臨床試験
実際にヒトに投与しての臨床試験を行います。
【分析職】
研究・開発における原料や中間体等の品質分析、最適な分析方法の開発等を行います
【製造職】
国からの承認を受けた医薬品を製造していきます。
【品質管理職】
製造した医薬品が、お薬の本来の規格(品質標準書)に沿ったものになっているか分析するお仕事です。
このような技術者が協力して作られているのが医薬品です。
みなさんが普段何気なく飲んでいるお薬の1つであっても、たくさんの方が関わって作られているんです。
上記で紹介した職種は、すべてバイオ・再生医療学科から目指すことのできる技術職!
「細胞培養実習」や「分析化学実習」、「医薬品学」など医薬品業界で活躍するための技術や知識が学ぶことができます!
興味のある方はぜひオープンキャンパスで話を聞いてみてくださいね。
参考:製薬協 くすりの開発
(https://www.jpma.or.jp/junior/kusurilabo/development/index.html)