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理学検査法の授業

柔道整復師の実技の一つに理学検査の授業があります。

理学検査とは、器機などを使用して患者様のからだの状態を把握し、来院される患者様の痛みの原因を調べる方法のひとつです。

原因を誤ると、患者様の症状が何度通っても改善しないことがあります。

痛みの原因を把握して、患者様に説明できることがプロの柔道整復師です。

例えば「手首の痛み」一つをとっても、原因は様々あります。

●腱鞘炎手の使い過ぎにより指や手首の関節に痛みが生じる状態

●捻挫=転んで手をついた時に手首を捻り、靭帯や関節を損傷した状態

●ドゥ・ケルバン病=手首の腱鞘炎の1つで、特に手首の親指側の腱に炎症が生じる状態

●手根管症候群手根管内で、何らかの原因により正中神経が圧迫され手にしびれる状態

●胸郭出口症候群=神経障害と血流障害に基づく上肢痛、しびれ、頚肩腕痛を生じる状態

などが主な原因として考えられますが、患者様にとっては全て「手首の痛み」です。

では、その痛みは何が原因なのか?適切に判断するために理学検査を行います。

柔道整復師学科柔道整復スポーツ学科では3年間かけて段階的に理学検査を学びます。

また、日々の授業以外でも

●放課後に開催している「実技ゼミ」

●3年時には他校の先生をお招きして理学検査を含む実技の試験「認定実技審査」

●個別練習会なども行っています。

患者様相手の臨床現場は緊張するものです。だからこそ様々なケースを想定し、練習を重ねていきます👍

段階を経て習得できる本校のカリキュラムだからこそ、学びやすく患者様に信頼されるプロの柔道整復師を目指せます。

 

大阪ハイテクノロジー専門学校では、臨床現場でも通用する理学検査を習得し、地域に貢献できる柔道整復師を育成していきます!

柔道整復スポーツ学科柔道整復師学科:教員、林

 

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