化学で役立つ公式3選ご紹介!
高校生のみなさん、こんにちは。
バイオ・再生医療学科の和田です。
「高校の化学が難しい、何を覚えたらいいか分からない」という方に向けて、
「バイオの業界」を目指すなら覚えておいたほうがいいオススメの公式や計算式などを3つご紹介しようと思います。
あくまで、「化学基礎」を学ぶうえにおいて絶対重要だと思われる計算式ですのでご注意ください。
①モル濃度(mol/L)の計算
物質量のことをモル(mol)と言います。
この単位は化学で登場する新しい概念なので、苦手という方も多い印象ですね😥
1Lあたりに含まれる物質量(mol)を示すものがモル濃度(mol/L)なので、
公式は下記になります。
②ボイル・シャルルの法則
気体の圧力・体積・温度が変化した際に、他の値はどうなるかを計算する公式です。
ボイルとシャルルの法則を合したものなので、この公式があればその2つにも対応可能。
問題文から公式に当てはまる単位を探して代入しましょう。
③pHの計算
pHは水素イオン濃度を表している値です。
溶液のモル濃度、価数(HやOHの数)、電離度を用いて水素イオン濃度を計算します。
半端な値の場合は、logを用いて計算する必要があるので、数学の勉強が必要ですが、
水素イオン濃度が1.0×10nという形で表現できる場合は、
指数(n)がそのままpHになります。
以上3つに関しては、どんな理系大学・専門学校でも必須ですのでしっかり記憶していきましょう。
他の公式については下記の通り
・アボガドロの法則:全ての気体は、同じ圧力かつ同じ温度の場合、同じ数の分子を含む
・理想気体の状態方程式:PV=nRT。 ボイルシャルルの法則に関連してます。
・ドルトンの分圧の法則:混合気体に含まれる気体それぞれの圧力を全部足せば、混合気体全体の圧力になる
・ヘスの法則:最初の物質と最後の物質が同じであれば、どんな化学反応をたどってもトータルした熱量の総和は必ず同じになる
バイオ・再生医療学科では、
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