新たなバイオ医薬品が保険適応薬に認定されました!
今回新たに承認されたバイオ医薬品「レカネマブ」はアルツハイマー病の初の医薬品となります!
薬価(公定価格)は、1人あたり年間298万円でとても高価なものになります。
ですが、治療が難しいことや、そもそも病気が起きる理由もはっきりとわかっていないこともありとても期待されているバイオ医薬品です✨
アルツハイマー病って?
アルツハイマー病は、脳の神経細胞が壊れて、記憶力や判断力などの認知機能が低下する病気です。
原因は完全には解明されていませんが、脳内にアミロイドβという異常なたんぱく質が蓄積することが関係していると考えられています。
アミロイドβは、本来は脳の正常な機能に必要なたんぱく質です。
しかし、何らかの原因で異常な形に変形すると、脳細胞の周りにたまり、脳の神経細胞を傷つけます。
レカネマブについて💊
レカネマブは、アミロイドβの集まったものに結合して、それらを脳から取り除く薬です。
アミロイドβの塊がなくなることによって、脳細胞が傷つくのを防ぐことができます。
さいごに…
レカネマブのように今まで治療法のなかった病に対してアプローチができ、また人体に近い成分でできた薬だからこそ副作用も少なくできる、それがバイオ医薬品の特徴です!
薬にかかわる仕事は薬学部しかできないと思っているそこのあなた👀
バイオ・再生医療学科ではバイオ医薬品や再生医療など新しい医療や薬に関することを学べます!
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