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熱中症を防ごう!ポイントは「手のひら冷却」

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熱中症対策について

今年は6月から暑すぎる環境ですがみなさん熱中症は大丈夫でしょうか?

高校3年生は部活もラストスパートですね。暑さ対策をしてなんとかベストパフォーマンスを出したいところです。そこで暑さ対策で最近注目されているのが「手のひら冷却」です。

10-15℃で特に12℃が推奨されています。

手のひらや足の裏、顔面などにある「AVA」という動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)という動脈と静脈が毛細血管を介さずに直接つながっている血管があり、深部体温調節に重要な役割を果たしています。凍ったペットボトルを手に持ったり、冷たい水で手を洗うなど「手のひら冷却」は現場で簡便にすぐできる対策としてオススメです。熱中症になると深部体温が40℃を超えると命の危険があるといわれているため急速に身体冷却を行うことが重要です。

体温冷却の方法オススメ

以前は首やわきの下、鼠径部など動脈の太いところを冷やすことが言われていましたが、現在は何かと組み合わせて冷却する場合は良いなどと言われています。

水分補給について

冷たいものを飲みましょう!(コンビニで買ってすぐの飲み物の温度が目安:15℃程度)

【塩分:ナトリウムについて】

スポーツドリンクの代わりに水やお茶を飲んでいる人、塩分タブレットを途中で食べている人も多いと思いますが、スポーツドリンク500ml中に入っている塩分は0.6g、塩分タブレットは1つあたり約0.1gと言われています。スポーツドリンクに近づくには500mlの水あたり6つ食べなければたりません。意外と多いですよね~。ちなみに他の食べ物で塩分を調べてみると

梅干し1つ当たりに含まれているれている塩分は、大粒で2.4g、小粒で0.5gと言われています。

コンビニの昆布おにぎりに含まれる塩分は1個当たり1g

食事の選択をうまく活用して効果的に塩分をとっていきましょう。塩分が不足すると「低ナトリウム欠症」になる可能性があり、脚がつったりするケースもあるので競技中は避けたいところです!

水分補給出来ているかのセルフチェック方法

自身のおしっこの色をチェックしましょう!濃い色は脱水でが始まっている状況になり、パフォーマンスはダウンしていることが考えられます。

今年は急に熱くなったのでだんだん暑さに慣れていく「暑熱順化(しょねつじゅんか)」がままならない状況で「熱中症アラート」が発令されているケースもあり、危険です。

←WBGT計 気温が35度以上や湿度が高くなると「警告音がなります」

環境によって、できそうなものから取り入れてみてくださいね!

スポーツ科学科:井上

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