フィジカルAIが日本で本格始動!国産AIと汎用ロボット開発の最前線
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みなさん、こんにちは!
大阪ハイテクノロジー専門学校 人工知能学科の安達です。
今日も、世界をグッと面白くアップデートする最新のAI・IT情報をお届けします!
今回のテーマは、今大きな注目を集めている「フィジカルAI」です。
これまでのAIは、文章を作ったり、画像を描いたり、質問に答えたりと、主に画面の中で活躍してきました。
しかし今、AIは画面の中から飛び出し、ロボットと組み合わさって現実世界で動く時代へ進もうとしています!
フィジカルAIとは?
フィジカルAIとは、カメラやセンサーなどから周囲の状況を読み取り、AIが判断し、その結果に基づいてロボットなどを動かす技術です。
単に決められた動作を繰り返すのではなく、
「目の前に何があるのか」
「次に何をすればよいのか」
「どのくらいの力で物を持てばよいのか」
といったことをAIが考え、現実世界で行動することを目指します。
日本で進む2つの大きな取り組み
現在、日本では「AIの頭脳」と「実際に動くロボット」の両面から、フィジカルAIの開発が進められています。
① 44社が支える国産AI基盤モデルの開発
2026年7月、Noetra株式会社を中心とした国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発が本格的に始動しました。
Noetraには、ソニーグループ、ソフトバンク、NEC、Hondaなどを中核として、幅広い業種の企業など合計44社が出資しています。
開発されるのは、文章だけでなく、画像、動画、音声、実空間の情報などを組み合わせて理解できるAIです。
将来的には、空間の状態や物体の性質を理解し、現実世界で働くロボットの「頭脳」となることが期待されています。
Noetraは、2030年度に実世界での活用を前提とした「実世界ネイティブAI」の実現を目指しています。
② 国内7社が国産汎用ロボットの試作機を公開
2026年9月16日に開催された「フィジカルAI Summit」では、AIロボット協会(AIRoA)が実施する「国産汎用ロボット開発コンペティション」の成果が初公開されました。
会場には、国内7社が開発した汎用ロボットの試作機が登場しました。
今回披露されたのは、2本の腕を持ち、自ら移動しながらさまざまな作業を行う「双腕モバイルマニピュレータ」と呼ばれるロボットです。
公開されたデモでは、物をつかんだり、工具を扱ったりする動作も紹介されました。
今後は試作機の改良や量産体制の構築を進め、AIがロボットの動きを学ぶためのデータ収集にも活用される予定です。
「AIの頭脳」と「ロボットの身体」が同時に進化
44社が支える国産AI基盤モデルの開発と、7社による国産汎用ロボットの開発は、同じプロジェクトではありません。
しかし、一方ではロボットを動かす「AIの頭脳」をつくり、もう一方ではAIが学習するための「ロボットの身体」とデータ収集環境を整えています。
この両方が進化することで、フィジカルAIの社会実装がより現実的になっていきます。
将来は、次のような場所で活躍する可能性があります。
- 工場での製造や組み立て
- 倉庫での荷物の運搬や仕分け
- 建築現場での危険な作業
- インフラ設備の点検
- 医療・介護現場のサポート
- 災害現場での調査や救助支援
人手不足や高齢化など、日本が抱える社会課題を解決する技術としても期待されています。
「すごい!」と見る側から、「つくる側」へ
フィジカルAIを実現するためには、AIだけを知っていればよいわけではありません。
プログラミング、機械学習、画像認識、センサー、電子回路、ロボット制御など、さまざまな技術を組み合わせる必要があります。
大阪ハイテクの人工知能学科では、プログラミングの基礎から、データサイエンス、機械学習、ディープラーニング、ロボット、IoTまで段階的に学びます。
さらに「ロボットプロジェクト」など、学生自身がアイデアを考え、実際に手を動かして形にする実践的な授業にも取り組みます。
「ロボットを自分の手で動かしてみたい!」
「AIを使って社会の役に立つものをつくりたい!」
「未来の当たり前を、自分たちの技術で生み出したい!」
そんな人にとって、フィジカルAIはワクワクする可能性に満ちた分野です。
日本の未来を動かすAI・ITエンジニアを目指して、私たちと一緒に挑戦してみませんか?
まずはオープンキャンパスで、AIやプログラミング、ロボットを動かす面白さを体験してみてくださいね!
みなさんとお話しできることを楽しみにしています!
