アスリートのための豆知識クイズ 競技別に多いケガ(外傷)とは?
高校生アスリートのための豆知識クイズ
こんにちは!鍼灸スポーツ学科教員で、鍼灸師+アスレティックトレーナーの山下です!
今日はクラブ活動に励む高校生の皆さんに向けて、ちょっとしたクイズを用意しました。
競技アスリートにとって必要不可欠👍と思われる豆知識を一緒に学びましょう!
【問題】競技別に、発生しやすい怪我はどれでしょう?
A:体操競技 ①腰椎分離症 ②肩関節捻挫 ③膝半月板損傷
B:野 球 ①腰部ヘルニア ②野球肩・野球肘 ③足関節靭帯捻挫
C:水泳競技 ①腰部筋筋膜性腰痛 ②水泳肩 ③平泳ぎ膝
D:マラソン ①股関節唇損傷 ②疲労骨折 ③鵞足炎
E:ラグビー ①脳震とう ②肘関節脱臼 ③膝靭帯損傷
答えは、A:①、B:②、C:②、D:②、E:③
【解説】
腰痛:体操競技や新体操、バレーボールなどのスポーツでは、腰痛が発生しやすい競技といえます。その中でもハードな動きが要求される体操競技は特に『腰痛』に悩まされている選手が多くいるでしょう。
その原因は過度な『腰の曲げ伸ばし』と、『着地の衝撃』にあります!
その両方を軽減するために『筋肉を柔軟に保つ』こと、『衝撃に耐えることができる筋肉をつける』ことが重要です。ムッキムキになるための筋トレではなく、正しいフォームで正しく足首・膝関節・骨盤関と筋肉を動かすトレーニングが必要です👍
場所を選ばず手軽にできる腰痛予防の筋力トレーニングとして、体幹を強化し、腰の安定性を高める「プランク」と太もも、臀部、腹部の筋肉を強化し、腰の負担を軽減する「スクワット」をオススメします!
膝の靭帯損傷:ラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツでは対人プレイの際、膝への回旋ストレスが加わったり、タックルなどの外力により靭帯が損傷することが多くあります。
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シンスプリント:ランニングや練習量が増えると、足の脛(すね)の内側あたりに痛みが生じることがあります。これは、筋肉が疲労し、柔軟性が低下することで発生します。
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肩関節脱臼:ラグビーやアメフトなどのスポーツでは、タックルや転倒時に肩の骨が正常な位置から逸脱することがあります。
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【やっぱり予防が大切!】
これらの外傷を予防するためには、適切なウォームアップとストレッチ、そして筋力トレーニング、またクールダウンをしっかり行うが重要です。また、痛みや違和感を感じた場合は、早めに休養を取ることも大切ですね!
アスレティックトレーナーや鍼灸師は、ケガの予防や身体のコンディショニング(メンテナンス)に長けた人材です。自分ではどうにもできないことや、ケアに悩んでいる方は一度、プロに相談してみることもオススメします👍
【トレーナーについても学べるオープンキャンパス】
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