フィジカルAIとは?AI博覧会 Summer 2026の最新ロボットを紹介
目次
みなさん、こんにちは!
大阪ハイテクノロジー専門学校 人工知能学科の安達です。
今日も、世界をグッと面白くアップデートする最新のAI・IT情報をお届けします!
画面を飛び出したAI!「AI博覧会 Summer 2026」が開催
前回は、中国で開催されたロボット(フィジカルAI)の運動会について紹介しました。
今回は、日本で注目を集めている「フィジカルAI」の最新トレンドを紹介します!
2026年8月26日・27日の2日間、東京の新宿住友ビル 三角広場で「AI博覧会 Summer 2026」が開催されました。
AI企業や専門家が集まり、生成AI、AIエージェント、国産LLM、ロボットなど、約200以上の製品・ソリューションが展示された大規模イベントです。
2日間の来場者数は8,739名!そのなかでも特に大きな注目を集めていたのが、AIが現実世界で動く「フィジカルAI」でした。AI博覧会公式情報、開催後レポート
そもそも「フィジカルAI」とは?
フィジカルAIとは、カメラやセンサーで周囲の状況を認識し、AIが判断して、ロボットの身体を通じて現実世界に働きかける技術です。
パソコンやスマートフォンの画面の中だけで答えを出すAIとは違い、フィジカルAIは実際に歩いたり、物を運んだり、人と一緒に作業したりします。
つまり、簡単に表現すると、フィジカルAIは「頭脳となるAI」と「身体となるロボット」を組み合わせた技術です!
会場で話題バツグン!注目のフィジカルAI・ロボット
会場やニュースで特に注目されていたロボットを、いくつかピックアップして紹介します!
水に打たれても平気!?産業用ヒューマノイド「DR02」
会場で国内初披露されたのが、全天候型の産業用ヒューマノイドロボット「DEEPRobotics DR02」です。
最大の特徴は、全身にIP66相当の防塵・防水設計が採用されていること。雨や粉塵がある屋外環境に対応し、マイナス20℃から55℃までの幅広い温度環境で稼働できるとされています。
工場内での運搬作業はもちろん、雨天時の屋外作業や、人が立ち入るには危険な場所での活躍も期待されています。
まさに、「天候を気にせず働けるロボット」ですね!DR02公式製品情報
声を出さずに操作!二足歩行ヒューマノイド「cinnamon 1」
ドーナッツロボティクスが開発した「cinnamon 1」は、日本ブランド初の量産型二足歩行ヒューマノイドとして紹介されています。
注目ポイントは、人の手振りや指の動きを認識して指示を受け取る「サイレント ジェスチャー コントロール」です。
声を出さなくてもロボットを操作できるため、周囲の音が大きい工場や、音声による操作が難しい場所での活用が想定されています。
人が手招きするとロボットが反応する――そんな未来らしい操作方法が、少しずつ現実になっています!cinnamon 1公式製品情報
車輪と脚で悪路を進む「Lynx M20 Pro」
「DEEPRobotics Lynx M20 Pro」は、車輪と脚を組み合わせた四足歩行ロボットです。
平らな場所では車輪を使ってスピーディーに移動し、段差や階段、傾斜のある場所では脚を使って進みます。
最高速度は毎秒5メートルで、最大80センチメートルの段差にも対応。工場の点検、災害救助、物資輸送など、人が入りにくい場所での活躍が期待されています。Lynx M20 Pro製品情報
人の動きを学ぶ双腕ロボット「OpenArm 01」
会場では、双腕ロボット「OpenArm 01」を使った遠隔操作や、AIの学習データを集めるデモも紹介されました。
操作者がロボットを動かし、「つかむ」「運ぶ」「組み立てる」といった作業を記録。そのデータを使って、AIに人の動きを学習させます。
ロボット本体だけでなく、「どうやってロボットに仕事を覚えさせるのか」という研究も、フィジカルAIには欠かせません。OpenArm公式サイト
日本のモノづくりとAIが、これからの主役に!
日本には、世界的に高い技術力を持つ産業用ロボットメーカーが数多くあります。
経済産業省は、2022年の産業用ロボット世界市場において、日本メーカーが金額ベースで約7割のシェアを占めたと紹介しています。集計方法や年度によって数字は変わりますが、日本がロボット分野で高い競争力を持っていることは間違いありません。経済産業省「産業用ロボットってなに?」
これまで日本が培ってきたモーター、センサー、精密機械などのモノづくり技術と、最新のAI技術が融合することで、日本発のフィジカルAIが世界で活躍する可能性があります。
フィジカルAIは、製造、物流、建設、農業、医療、介護、災害救助など、さまざまな分野の人手不足や社会課題を解決する技術として期待されているのです。
フィジカルAI時代に求められる技術者とは?
フィジカルAIを開発するためには、AIプログラミングだけでなく、センサー、IoT、ネットワーク、ロボット制御など、幅広い知識が必要です。
さあ、みなさんはこんな未来のフィジカルAIを……
- 自分の手で「つくる・動かす・メンテナンスする」技術者になりたいですか?
- それとも、頼もしい相棒としてロボットと「一緒に働く」未来をつくりたいですか?
ハードウェアとなるロボット本体と、ソフトウェアとなるAIプログラムの両方をバランスよく学べる大阪ハイテクなら、これからやってくる「フィジカルAI時代」の最前線で活躍するプロを目指せます!
フィジカルAIに関するよくある質問
フィジカルAIと生成AIの違いは何ですか?
生成AIは主に文章や画像、動画などを生み出します。一方、フィジカルAIはセンサーで現実世界を認識し、ロボットの身体を使って移動や作業を行います。
フィジカルAIはどのような仕事に使われますか?
工場や倉庫での作業、設備点検、建設、農業、医療・介護、警備、災害救助など、幅広い分野での活用が期待されています。
フィジカルAIを学ぶには何が必要ですか?
AIプログラミングに加えて、ロボット制御、センサー、IoT、ネットワークなどの知識が役立ちます。最初からすべてを知っている必要はなく、基礎から順番に学ぶことが大切です。
最先端技術を学び、未来の仕事につなげよう!
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一緒に、画面の中だけでは終わらないAIの未来を学んでいきましょう!
