【バイオサイエンス学科】 「ES細胞を培養して再生医療の技術を学ぶ!」高校教員対象セミナーを行いました!
バイオサイエンス学科では、高校の先生方を対象とした「バイオテクノロジー先端技術セミナー」を行いました!
本校は開校以来、このような教員向けセミナーを定期的に実施しています。
今回のテーマは 「ES細胞を培養して再生医療の技術を学ぶ!」です。
ヒト万能細胞(ES細胞)は、傷ついた臓器や組織の再生に役立つ細胞。
実際に人工的に育てた細胞や組織などの生きた細胞を、医療器具や人工臓器として体内に移植することができます。
このような医療技術を「再生医療技術」といい、現在とても注目されています!
例えば、本校卒業生の就職先でもある「ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」という会社は、口の中の粘膜細胞から培養皮膚をつくる技術を開発し、重症のヤケドの治療に役立っているんですよ。
今回のセミナーではどんな実験を行ったのかというと・・・
凍結させて保存している細胞を解凍後、実際にフラスコで培養し、心筋(=心臓の動きをする細胞)へと分化させます。
無菌操作が可能なクリーンベンチの使用方法を学んで、じっくりと細胞培養に取り組んでいただきました。
今回ご参加された先生からは、、、
「教科書でよく出てくるES細胞やフィーダー細胞を実際に見ることができ、貴重な体験でした!」
「昔の細胞増殖技術とは大きく違っていて、楽しく体験させていただきました!」
などの感想をいただきました。
ご参加いただき、ありがとうございました!
ぜひ今後の授業にご活用お願い致します^^
同じ内容のセミナーを、1月18日(土)にも開催します!
お申し込みはお電話・メール・FAXにて受け付けていますので、ご興味のある先生方はぜひご参加ください。
●セミナーご案内(PDF)
●お申し込みFAX用紙(PDF)
「再生医療」「ES細胞」に興味のある高校生の方は、★高校生向け見学会★でお待ちしています♪
事務局 林