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東洋医学で夏バテも克服!!

梅雨に入り、湿気が多い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?

「体がだるい」、「面倒くさい」、「頭が重い」などの症状はでていませんか?
もしくは、「食欲がわかない」、「お腹をこわしやすい」「むくみやすい」などの症状は出ていませんか?

上記症状は東洋医学で言うところの「湿邪」の特徴と臓腑の「脾」の調子が悪いときの症状の特徴でもあります。

今回は、この湿気の多い時期を上手く乗り切るための「食べ物」について少しお話をさせていただきます。


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さて、東洋医学には「五味」という考え方がありまして、それぞれ「酸」(さん):すっぱい 「苦」(く):にがい「甘」(かん):あまい 「辛」(しん)唐辛子からい 「鹹」(かん)塩からい の5つの味に分類され、漢方薬の効能分類の目安となります。

それぞれの味覚には効能があるとされています。
「酸味」収・(気や陰液(血液、汗など)が漏れ出ていかないようにすることなど) 
「苦味」(熱を冷ますなど)・(余計な水分などを出すなど) 
「甘味」(痛み・けいれん等を和らげるなど)・(たりない栄養などの補充) 
「辛味」(発汗作用など)・(気や血のめぐりを良くするなど) 
「鹹味」軟堅(堅いものを軟らかくするなど)・潤下(浸透圧によって潤して下すなど) 
の効能があるとされています :a6:


梅雨の時期は「湿邪」が強く、この湿邪は人体の水分の流れを滞らせるため、
「やる気」が出なくなって「食欲が落ち、お腹がゆるくなる」というような症状が出やすくなるのです。

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では「どのような食べ物を取れば良いのか?」というと、体の水分の流れを良くする食べ物・・・例えばスイカ(種も含む)アズキ(小豆粥がオススメきゅうりかぼちゃたまねぎ枝豆白菜ハト麦茶(肌荒れなどにも効果あり!)などをいつもの食事に取り入れて行けば上手に季節と付き合っていけると考えられています!

ただし、何事も摂取しすぎはダメですよ、「過ぎたるは及ばざるが如し」ということで、バランスの良い食事と運動は常に心がけていきましょう!

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