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学生が日本医工学治療学会で発表しました!!

少し前になりますが、広島で開催された『日本医工学治療学会 第31回学術大会』において、昼間部3年生のM君とS君が口頭発表をしてきました :a6:
 
臨床工学技士科・昼間部では2年次に課題研究という授業があり、学生たちはグループで議論しながら自らテーマを設定して主体的な研究活動を行っています。
 
:b4: 彼らがテーマとして選んだ研究テーマは抜針防止および検知・伝達システムの開発 :c6: です。これは透析治療時に患者さんへ刺した針が抜けないよう、どのように固定すればいいかを工夫し、抜針事故防止の保護用具の作成と、針が抜けた際に出血したことをナースステーションなど遠く離れた場所に伝達するための無線通信システムを構築して、医療事故を防ぐためのシステムに関する研究でした。
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↑ 学会会場前にて。左側S君と右側M君
 
発表では抜針防止保護用具の作成と無線通信システムの作成に分けて説明し、その後システム全体の構築について説明していきました。
質疑応答では現役の臨床工学技士の先生方から、抜針防止保護用具が血流を遮断するのではないかとの質問も頂きましたが、そのことも考慮して開発していることや、抜針保護用具を実際に装着した画像をお見せして説明し、納得して頂いていました :c14:
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↑ 口頭発表はもちろん、質疑応答でも堂々としていました。
 
今回の発表は大学生や大学院生、企業や研究所の方々がほとんどで、専門学校生の発表は本校の学生のみでした。そのような中でも学生たちは緊張することなく自らの研究に自信をもって堂々と発表していました :a11:
 
3年生はこれから就職活動国家試験の勉強と忙しい日々が待っていますが、学会発表を乗り越えた成果を自信に変えて :a2: 頑張って欲しいと願っています。
 
臨床工学技士科 兼信・籔中

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