関東研修旅行報告～３日目～
生命工学技術科ロボット専攻２年生の関東研修旅行の３日目の報告をします。
３日目は、東京にあるロボット企業と科学博物館に行ってきました！ :a2:
最初に訪れたのはお台場にある ロボットタクシー株式会社 です。
ロボットタクシー株式会社は、自動運転技術による世界初のロボットタクシーの実現に向けて取り組まれている会社です :a7:
橋本さんから、会社の取り組みをご紹介頂きました。
ロボットタクシーは、病院や介護施設を巡回する車として、また人手不足や採算が合わずに廃線になってしまったローカルバスや電車・タクシー事業者の代わりとして、少子高齢化による人手不足、過疎化が進む地域で移動に不便に感じられている方々にとっての新たな交通手段になります。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される２０２０年に運行開始を目指し、今年の2月末から神奈川県藤沢市で実証実験を始められるとのことでした。
橋本さんからは、ロボットタクシーの実現には道路交通法の改正など課題があり、実現に向けてどのようにビジネスに取り組まれているかについて、話して下さいました。
また現在の開発中のロボットタクシーも間近で見させて頂きました！
学生たちはたくさん質問し、すごく熱心に話を聞いていました。
技術的な課題の解決だけでなく、ビジネスをどのように展開していくか、経営・運営面を含む社会的な課題の解決にも取り組む必要があることを学ぶことができ、学生たちにとって大変勉強になったと感じています。
次は同じくお台場にある、日本科学未来館に行ってきました。
日本科学未来館の５階には、国際宇宙ステーションに滞在していたロボット宇宙飛行士「キロボ」が展示されていました！！
世界初のアンドロイド・アナウンサー「コドモロイド」も展示されていました。
他にも、HondaのUNI-CUBの試乗体験など、学生たちは個々に自由に見学を楽しんでいました :a8: ！！
日本科学未来館の見学後は、新宿にあるユカイ工学株式会社を訪問いたしました :c12:
ユカイ工学株式会社は、「ロボティクスで世の中をユカイにする」をテーマに、様々なロボットを開発・製造・販売されている会社です。
例えば、スマートフォンと連動したコミュニケーションロボット「BOCCO」や、
脳波を読み取り、今の気分を耳の動きで表現するNecomimi（ネコミミ）など、
すごくユニークな製品を開発されています :a6:
デザイナーの坂本さんから、ユカイ工学株式会社の取り組みを、実際に開発されたロボットやハードウェアの紹介を通して、お話し頂きました。
どの製品もすごくユニークで、学生たちは刺激を受けた様子でした :b4:
今日一日の研修を終えて、学生からは、
・自動運転技術に関して、今までビジネスの視点からは考えたことがなかったので、とても勉強になりました。実用化された際には、ぜひ乗ってみたいです。
・訪問する前は、ロボットタクシーそのもの自体のイメージはありましたが、実際にどのように使われていくものなのかが良くわかっていませんでした。お話を聞き、オリンピックだけでなく過疎化の地域でのサービスなど、様々な要望があることがわかりました。
・コドモロイドは、実物を見るとやはり最新の技術はすごいと改めて実感しました。
・ユカイ工学では、konashiを使ったハッカソンや、iDollと“ねんどろいど”初音ミクとのコラボレーションなど、その製品開発からの展開がすごく参考になりました。
・IoT機器を中心に設計・開発をされていて、自分が行きたい分野だったのでとても参考になりました。私も将来、人を楽しませるユカイな製品を開発したいと思いました。
などの感想がありました。
明日はいよいよ最終日、最後は横浜に行ってきます！ :b14:
Ｐ．Ｓ．
ロボットタクシー株式会社と日本科学未来館があるお台場では、実物大のガンダムも見てきました！！
１８ｍの大きさは迫力があり、学生たちも喜んでいました(^^)
ロボット専攻 松本
