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iPS細胞の心筋シート移植、臨床研究を国が大筋で了承!~iPS、心臓病への応用に一歩前進 難易度高く、課題も~

2018年05月24日

おしらせ生命工学技術科 バイオサイエンス専攻

朝日新聞デジタル 2018/5/16号より

以前にもお伝えしましたが、iPS細胞を利用した移植医療の1つがまた一歩前進です!

日本で心臓病が原因で亡くなる方は、がんで亡くなる方に次いで多いと言われています。

重篤な場合は心臓移植しか治療法がない場合もあり、再生医療の期待が大きい病気の1つと言えるでしょう。

大 阪大学の澤芳樹教授のグループでは、以前より心筋シートの移植による治療を進めてきました。今までは、患者様の足の筋肉を利用した心筋シートを作成し、 それを移植することで心臓の機能回復を図っていました。しかし、心筋の障害が高いと効果が見られず、iPS細胞を利用した心筋シートの方が効果が高いと考 えて、開発を進めてきました。そのiPS細胞による心筋シートの臨床研究を申請していましたが、今回、厚生労働省が計画を大筋で了承したとのことです!こ れで早ければ年内に臨床試験が始まるそうです。

臨床研究は理化学研究所が中心で行った、目の病気(加齢黄斑変性)に対して行ったiPS由来の網膜組織の移植が、世界で始めてですが、今回の研究はそれに次ぐものになりそうです。

 

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