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    【ロボットニュース】ロボット手術 広がる保険対象

    みなさんこんにちは!生命工学工学技術科の安達です :a6:
     
    ロボットに関するおもしろいニュースを見つけたので紹介しますね :a7:
     
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    2018/5/23号 朝日新聞
     
    ロボット技術は、工場だけでなく店舗や家庭さまざまなところで活用されています。
    実は病院の手術室でもロボット技術は使われています。
    今日は「内視鏡手術支援ロボット」『ダビンチ』を紹介します。
     
    内視鏡手術とは、通常の開腹手術(お腹をメスで切り開く手術)と異なり、小さな穴を開けそこからカメラ(内視鏡)や手術道具を入れて、カメラの画像を見ながら手術をする方法です。
    出血も少なく入院期間も短くなり、患者の負担が少ない手術と考えられています。
     
    通常の内視鏡手術はカメラや手術道具を医師が操作するのですが、「ダビンチ」の場合、直接カメラや手術道具を操作するのがロボット、つまりダビンチになります。
    医師はこのダビンチを操作することで、離れた所から手術が行えます。
    人と異なり、ロボットの場合は手先がぶれたりすることはなく、その分より細かい操作ができます :a7:
    手術道具を挿入するための穴も小さくてよく、精度が高くより安全性も期待できるのが「ダビンチ」の利点になります。
     
    一方でデメリットは費用がかかることですが、今回保険適用が広がり対象となる患者も増えることになりました :a7:
    今までは前立腺がんと腎臓がんのみが対象だったのに対し、肺や消火器のがん、心臓の弁形成など12種類の内視鏡手術が保険適用となりました。
     
    まだロボットにすべてを任せられる状況にはありませんが、ロボット技術を駆使してより安全な手術が期待できますね。

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