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    卒業生が活躍する㈱ニプロが共同開発した『細胞製剤』が日本で初めて承認されました!

    11月21日、ニプロ株式会社と札幌医科大学の教授らが共同開発した

    日本初の幹細胞製剤が厚生労働省の再生医療審議会より承認される見込みと発表されました!

    早ければ、年内にも承認され、保険も適用されます :c6:

     
    幹細胞製剤「ステミラック注」とは

    脊髄(せきずい)損傷の患者自身から採取した幹細胞(骨や血管などになる能力を持つ細胞のこと)

    を5千万~2億個に培養し、細胞製剤にしたものです。

    負傷から1~2カ月以内に点滴で患者の体に入れると、幹細胞自身が脊髄の損傷部に自然に集まり、

    炎症を抑えて神経の再生を促したり神経細胞に分化したりして、修復し、神経の動きを回復します :b14:

     
    脊髄は脳から体に動きを伝える重要な部分で、
    交通事故、落下事故で起こりますが、昨今の日本では、高齢者がベッドや階段から転倒することで
    脊髄を損傷し、体の一部または全身が麻痺してしまいます :a13:
     
    今までは日々のリハビリでしか治療ができませんでしたが、
    2013年からの治験結果では、13人中12人に回復の症状が見られたそうです。

    中には、完全麻痺から手足を動かせるまで回復した人も :c11:

     

    バイオサイエンス専攻の卒業生は、2016年に3名がニプロ株式会社に入職し、

    札幌でこの細胞製剤の作製に尽力してきました!

    これからますます忙しくなると思いますが、卒業生が日本の最新医療に大きく貢献していることが分かり、
    とても嬉しいです :a6:
     
     
     

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