バスケットボール選手のためのジャンプ力向上トレーニングvol.3
こんにちは!スポーツ科学科の井上です。
バスケ選手のジャンプ力向上トレーニングシリーズも今回で3回目です。
今回は「スピード」がテーマです :a4:
ジャンプとスピードは密接に関わっており、強い筋力で、瞬発的に爆発的な力を発揮するには
「プライオメトリックトレーニング」が必要になります。わかりやすく説明するといわゆるジャンプトレーニングです :c14:
身近なものとしては縄跳びや、ある一定の高さからドロップしてジャンプなどです。
ジャンプをするには下肢の筋力が必要となり、それを使う種目としてジャンプトレーニングがあります。
そこで意識することとして、接地時間を短くすることが重要です。着地してすぐにジャンプをすることで、爆発的な動作へと繋げることができます :c11:
これはウエイトトレーニングでも同様です。爆発的な運動として代表的なものにパワークリーンがありますが、これらもジャンプの要素が含まれたトレーニングとなります。
よって、筋トレだけしていてもジャンプ力は向上しません。
また実際にどのような場面でジャンプ力を高めたいかによって、その動作と類似したジャンプトレーニングをすることが大切です :a7:
両足で跳ぶか片足で跳ぶか、助走付きでジャンプするかなど、競技によって想定される動作様式は異なります。まずは、身近な縄跳びや階段を大股でホップしながら上がっていくような動作をしてみてください :b1:3
では、次回は最終回「反発力をうまく使う」へ続きます~
スポーツ科学科@井上