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ウイルスってなんだろう??

 

新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが

そもそもウイルスってどんなものなのか、知っていますか?

 

1)微生物とウイルスについて

微生物とは、目に見えないくらいの小さな生物のことを指します。

中学の生物で習うアメーバミジンコなどが微生物の仲間です。

ウイルスも、微生物と同じように目に見えないくらい小さい生き物です。

例えばインフルエンザウイルスは80~120nmとされており、肉眼では決して見えません。

(ウイルスは生物の定義に当てはまらないため、生物と非生物の中間に位置するとされています)

 

 

2)ウイルスってどんな構造をしているの?

結論からいうと、核酸(DNAやRNA)とタンパク質の殻からできています。

ウイルスの種類によっては、その外側にエンベロープという脂質の膜をもつものもいます。

 

微生物は栄養があれば自身の力で増殖していくことができますが、

ウイルスは自分だけでは増殖することができません

 

 

3)どうやって増殖するのか?

自分の力では増殖ができないので、ほかの細胞に感染し、その細胞の中で増殖します。

今回の新型コロナウイルスは、主に人間に対して感染し、増殖を繰り返します。

 

4)ウイルスに対する有効な薬ってあるの?

過去には、一部のウイルスに対して有効な抗ウイルス薬が開発されています。

しかし、生物の定義から外れたウイルスに対して有効な薬を作ることは難しく

インフルエンザに対するタミフルなどの限られた薬しか開発されていないのです。

致死率30%超えのMERSウイルスに対しての薬も開発が難航しています。

 

5)ワクチンで免疫力をつけよう

薬での対策が難しいのであれば、人間が本来持っている免疫力で対抗するしかありません。

ワクチンは、事前に悪い微生物の情報を体に覚えてもらい、

いざ侵入されたというときにより迅速に悪い微生物をやっつけるためのお薬です。

 

自分の身を守るため、周りを守るため、

そして新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、一人ひとりができることをしていく必要があります!

 

大阪ハイテクではウイルス微生物といった生物などを勉強し、

ワクチンなどの医薬品にかかわる仕事に就職することもできます。

研究や開発に欠かせない細胞培養をはじめ、遺伝子タンパク質免疫などの実習も豊富に実施しています。

 

大阪ハイテクの卒業生が、JCRファーマでワクチンの製造に関わったり

ニプロ株式会社で、1錠1500万円もする細胞医薬品を製造するなど

実績もバツグン!

 

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