臨床工学技士のお仕事~心臓カテーテル編~
みなさん、こんにちは!
今回は、臨床工学技士のお仕事の紹介をします。
臨床工学技士の仕事内容
①心血管カテーテル業務
②血液浄化業務
③手術室業務、人工心肺業務
④医療機器管理業務
など様々な業務があります。
今回は心臓カテーテル業務を紹介
心臓カテーテル検査は心臓病の診断をするための検査方法であり、手術の適応、術式を決定する重要な検査です。
心臓カテーテル検査では、脚の付け根や腕からカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、冠動脈の狭窄・閉塞箇所を確認したりバルーンを使って拡張したりします。
カテーテルを用いた検査・治療は、開腹の必要がなく患者さんの身体的負担が少ない方法として広く実施されています。
実際に検査・治療をおこなうのは医師ですが、臨床工学技士はその間ポリグラフを使用して心電図や血圧などの生体情報をモニタリングします。ほかにもFFR(冠血流予備量比)の測定や、血管内画像診断装置(IVUS、OFDI)、ローターブレータ、緊急用の除細動器や体外式ペースメーカー、補助循環装置(IABP、ECMO)などの準備や操作を担当します。
その中でも、治療時に使用するIVUS(血管内超音波)という機械を操作し、治療時に必要な情報を医師と話し合い治療方針を決めています。
心臓カテーテル業務では、臨床工学技士はとても重要な役割を担っています。