ブログ

blog

ANNBBF 第3回関西ボディビルディング選手権大会 ビキニ カテゴリーで準優勝しました!

2022年10月10日(月)スポーツの日に行われた、ANNBBF 主催の第3回関西ボディビルディング選手権大会のビキニカテゴリーにおいて、鍼灸スポーツ学科2年生 のN.Aさんが見事準優勝に輝きました。ANNBBFとは全日本ナチュラルボディビルディング連盟のことで、薬物の使用を一切禁止し、スポーツとしてのボディビルディングを支えている団体です。中原さんにとってボディビルディングを始めて1年目の快挙でした!

学生生活も妥協することなく限界に挑んだ取り組みは厳しいものだったと思われます。そんな彼女にインタビューしました!

「身体を極限まで鍛え上げたいと考えたきっかけを教えてください。」

きっかけは「綺麗になりたい」と考えたことです。そしてそのための具体的な期間が設定されていれば、より一層努力することができ、いろんな課題や壁を乗り越えることによって自分に自信がつくと考えました。実はそう考え始めた当時の私は、自分の目標がわからなくなり自信がなくなっていたんです。そこで、まずジムでトレーニングを始めてみました。今まで何もしてこなかった私ですが、これが自分にフィットして、すごく楽しんで通えるようになったんです。

 

「外から見た美しさだけでなく、自信と共に内側から溢れる美しさにこだわった訳ですね。大会にはどうして出ようと考えたんですか?」

大阪ハイテクに非常勤講師で来られている 井上 大輔先生(フィジカルヴァンガードCEO/全日本ナチュラルボディビルディング連盟理事/NPO法人日本ファンクショナルトレーニング協会理事長)からトレーニングの授業を受けているんですが、自分がトレーニングを始めてからは、食事やトレーニングについてよく質問するようになりました。その中でANNBBFという団体のビキニというカテゴリーがあるから出てみない?と声をかけられたんです。最初は出られる自信など全くなくて、挑戦はしてみたいけど…と、ためらう気持ちの方が大きかったんです。でも、何か目標を掲げて変われる自分が想像できたので、出場する決意を井上先生に伝えました!

「今回の大会に向けたトレーニング期間はどれくらいでしたか。」

トレーニングを大会に向けて追い込むようになったのは今年の春くらいなので、準備日間は約半年くらいになります。最初はトレーニング頻度も週に2回から3回程度でした。でも、やるからには確実に上を目指して最年少でトップになりたいと思い、週に4回に増やして食事も徹底的に管理するようになりました。

「ビキニというカテゴリーでは、どのような体型を目指すのですか?」

ビキニという種目では、ボディビルダーのように筋肉がとにかくデカくゴリゴリというものではなく、他の種目に比べるとよりモデルに近い、ある程度丸みがある女性らしい体つきを競います。理想の体型は砂時計と言われるものです。つまり、肩や背中は大きくて、ウエストは引き締まっており、お尻は丸く大きく、脚は裏もも(ハムストリング)を発達させてお尻と裏ももの境目があるスラッとした見た目を目指すということになります。でも私は普段から前ももを使う姿勢で上半身は全然動かしていなかったので、スタート時は理想からはほど遠い体でした。

「理想から遠い状態からの取り組みということで、一番苦労したことはなんですか?」

栄養状態もギリギリの状態で5ヶ月過ごしたんですが、甘いものも我慢して、トレーニングを追い込んで、そんな生活でも学校やアルバイトとも両立させなければならなかったのが一番苦労したことかなと思います。ほんとにぼーっとすることが多くて、自分は元気なつもりでも周りから心配されることが多かったんです。

食事も苦労していて、食材は、油の少ないタンパク質とある程度の糖分が必要だったので、身体にいいお芋や、身体に必要な油のためにしゃけや味付けなしのアボカドをずっと食べていました。大会が近くなるにつれて、味付けも塩胡椒のみという食事がほとんどになったので、わさびや七味で誤魔化したりしていました。

それを乗り越えられたのは、とにかくステージに立つ自分を想像して、モチベーションと目標を落とさないようにして過ごせたからだと思います。

「そんな大変なトレーニングの中で、楽しく感じたことはなんですか?」

みるみるうちに体が変化していったことが楽しかったし嬉しかったことです。そしてなにより楽しかった瞬間は大会当日のステージです。できることを精一杯やり切ったからか、本当に気持ち良くステージに立てました。そして、遠い実家から見にきてくれたお母さんと、その後ご飯を食べられたことも最高に幸せでした。

大会当日は、いろんな選手にInstagramでの活動やANNBBFのYouTubeを見てるよ!と声をかけられました。中にはモチベーションになりました!と声をかけてくださる選手がいてとても嬉しく思いました。年齢、トレーニング歴に関係なく、一生懸命に継続している人達とは、会っていなくとも刺激しあえるんだなと感じ、これからも日々頑張っていきたいなと思いました!

「準優勝という素晴らしい結果でしたが、率直な気持ちを教えてください。」

嬉しいけど、もっとデカくなってトップに立って国際大会にでたい!という気持ちでした。選考で2人まで絞られた時は嬉しくて涙目になりましたが、2位の時に呼ばれた瞬間、あ、やっぱりかと思い、悔しい気持ちとデカくなりたいという気持ちが湧き出てきて、涙も引っ込み、これからどうしようかとすぐに考えました。でもとりあえずは、身体と心にご褒美を与えようと思います。徐々にまた身体に良いご飯と栄養を摂る生活に戻り、たまには好きに食べることもしながら、デカくなります!

「すぐに次の目標に切り替えたんですね。ではそこも含めた今後のビジョンを教えてください。」

次の大会は来年の10月1日に同じ会場で開かれます。今年もそうだったのですが成績が良かったり身体の完成度が高ければ、国際大会に推薦がかけられます。そこを目指して私は現在、筋肉量を上げることに取り組んでいます。

来年はエントリー数も増え、経験者も増えてくると予想されています。今年よりもレベルが上がり苦しい思いをするかもしれないのですが、自分を信じてさらにレベルアップしていきます。また来年の大会ははり師・きゅう師国家試験が迫る時期に行われるため、学業との両立がさらに厳しく求められます。今年経験したことを活かしてその対策も今のうちに考え、減量の時に少しでも心身が軽くなるよう、今年度の冬休み、春休みと、早めのタイミングでみっちり勉強しておこうと考えています。

「先を見越して早めの準備ですね。では最後に、この記事を読んでいる人にメッセージをお願いします。」

こんなに長い記事を読んでいただきありがとうございました。中には、応援してくださっていた方もいらっしゃるかと思います。本当にたくさんの方に支えられながら大会に挑戦できていることに感謝しています。

みなさんへのメッセージは、やはり継続することは大切だということです。努力の結果は、なかなか目に見えてこないこともあります。そんな時でも、いろんな人がその頑張りを見て手を貸してくれたり、自分では気づかない変化を伝えてくれます。そんな人達の助けも借りながら、辛い時も自分を信じて、時には息抜きしながら少しずつ継続してみてください!そして怖がらず挑戦してみてください!お互いに頑張っていきましょう!

素敵なお話をありがとうございました!ビキニカテゴリーでのますますの活躍と、そして学業とも両立しながら全ての目標を達成されることを願っています!これからも応援しています!

 

 

オープンキャンパス・資料請求はこちら

ブログ カテゴリー