臨床検査技師とバイオ技術者。仕事の違いは何?
皆さんこんにちは!
今回のブログでは、オープンキャンパスに参加される方によくあるの「臨床検査技師とバイオ技術者はどう違うの?」という質問についてお答えしたいと思います!
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臨床検査技師って?
国家資格を必要とする医療職で、病気の診断や治療を目的として、医師の指示の下で各種の臨床検査を行う職業です!
そんな臨床検査技師の仕事は大きく分けると二つになります↓
・「生理学的検査」(生体検査)
不整脈や心筋梗塞がないかを調べる心電図検査や、超音波検査など患者さんの身体を臨床検査技師が直接調べる検査方法です。また検体検査に使用する血液の採血なども行います。
・「検体検査」
患者さんの血液などの生体から得られる「検体」の成分分析や含まれる細菌やウイルスを調べたり、病気の原因を限定したりする微生物検査や、今後発生のリスクが考えられる病気を調べる遺伝子検査や悪性腫瘍があるかを探す生化学検査など。
実はこの二つの業務のうち検体検査を行えるのは臨床検査技師だけではありません!
検体検査を行うためには専門的な知識とスキルが必要になります👀
この二つを身に着けている人は臨床検査技師のほかにバイオ技術者がいます!!!
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バイオ技術者ってどんな仕事?
・幅広い業界で活躍するバイオ技術者
バイオ技術者はその技術を活かして幅広い現場で働くことが出来ます✨
その中で化粧品や食品の開発・品質管理・製造などの業務に携わっており、多岐にわたる業界の中でも医薬品業界からのニーズはとても高いです!
医薬品業界はコロナ下でも影響を受けず非常に安定した業界で、バイオ再生医療学科の就職先としてたくさんあります
・注目が続く再生医療
また山中先生のノーベル賞を受賞したiPS細胞を用いた再生医療は世界の中でも日本はとても力を入れてており世界中から注目されており、実用化が進んでいます。またその再生医療に大手医薬品メーカーも参入してきており、求人がとても増えています。
バイオ再生医療学科で学ぶと、検査だけでなく医薬品業界という安定した業界の中で再生医療など最先端の医療に携わることが出来ます。
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最後に…
バイオ・再生医療学科ではそんなバイオ技術者になるための授業や実習が受けられます!
高校の時には文系科目を中心に学んでいた人や大学、社会人からバイオ技術者を目指して入学してくれる人もたくさんいらっしゃいます。
その中には入学前は化学は苦手…や数学ができないから医療職はあきらめようかな?といった人もおられます。
しかしバイオ再生医療学科の授業では高校までの苦手分野があってもしっかりサポートする環境が整っていますので勉強への不安は一緒に向かっていきましょう!
この内容に少しでも興味を持ってくれた人やバイオ技術者のできる検査内容などを体験してみたい!という人はオープンキャンパス来てください!