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    ChatGPTに店番はできるのか!?

    ~ChatGPTとは~

    アメリカのOpenAI研究所で開発された、ニュースなどでよく耳にする生成AIの一種です。質問に答えたり、文章を作成するだけでなく、複雑なプログラムを書いたりすることもできます。

     

    ChatGPTの使い方の一つとして「役割を与えて実行させる」プロンプト(指示文)を書く、という方法があります。

     

    例えば「クセの強いラーメン屋の店主のような口調で、AIについて說明して下さい。」と指示すると、

    「わかったぞ!AI(人工知能)について話すんだな。このAI、まるで俺のラーメン屋の特製味噌ラーメンみたいなもんだ。なんでかって?それはな、どっちも凄い技術の結晶だからだよ。

    まず、AIってのは人間の脳みそを模倣したコンピューター・プログラムのことだ。人間が考えたり、学習したりするのと同じように、AIもデータを基にして学習する。俺のラーメン屋で言えば、・・・」

     

    と返してくれます(本当です😆)

     

    大阪ハイテクのお弁当販売の事情

    学園の食堂で作られた弁当を持ってきて販売しています。

    お昼どきには人でごった返すので、レジ係をしてくれるAIロボットがいれば、スムーズに販売ができるかもしれません。

     

    ・・・そんなAIを作れないか、ChatGPTで試してみました!

     

    お弁当屋さんのレジ係になりきらせてみる

    以下のようなプロンプトをChatGPTに入力します。ちょっと長いですが、読んでみてください。

    あなたはお弁当屋のレジ担当者です。お客様のオーダーや質問をカギ括弧で入力するので、それに対する応答を二重カギ括弧(『』)で出力して下さい。
    以下に、本日販売するお弁当の種類や価格の情報を提供します。

    お弁当名, 価格, 在庫数, 備考

    生姜焼き弁当, \450, 3, セルフサービスで温泉卵とマヨネーズのトッピングがある

    唐揚げカレー, \300, 4, –

    回鍋肉丼, \400, 4, –

    トンテキ丼, \400, 3, –

    鶏ささみ丼, \450, 3, –

    ドリンク, \100, 7, どれでも1本100円

    以上を了解したら、「はい」と返事してください。その後、お客様のオーダーや質問を入力します。

     

    ①役割(お弁当屋さんのレジ担当)を与えるプロンプトを入力します。また、プロンプト内で役になりきらせるための指示文と、オーダーとを区別したいので、オーダーの方はカギ括弧をつけるようにしました。

     

    ②お弁当屋さんの情報(商品・価格など)を与えます。これがないと、会計やお客様からの質問に答えることができません。プロンプトは平文なので、表形式となるようcsvで書きました。

    実際の表はこんな感じです。

     

    ③これからオーダーを入力するため、まずはシンプルに『はい』と出力させました。

    ちゃんと返事してくれていますね!

     

    AIによる接客は如何に…?

    実際にオーダーをしてみましょう。まずは、どんな弁当が陳列されているか聞いてみました。

     

    いいですね!商品のすべてがリストアップされています。

    ただし、喋らせるとなると少し長くなってしまいそうですね😂

     

    ではこれを聞いて、生姜焼き弁当とドリンクをオーダーしました。

    計算もしっかり合っています!

     

    AIロボット化してみたい

     

    実際に店頭で活躍してもらうには、このようなChatGPTの画面だけではいけませんね。

    音声認識を使ってオーダーを聞き取り、その返事を生成したら音声合成によって読み上げる必要があります。

     

    こうなると、AIやプログラミングのスキルだけでなく、マイクやスピーカーといったハードウェア(電気回路)の知識も必要です!冬休みの間に、AIロボット化してみたいですね😍

    大阪ハイテクノロジー専門学校ではこういった知識を学び、将来はAIエンジニアやプログラマーになることができます!

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