アメリカのセリトスカレッジとオンライン授業を実施しました!
アメリカのカリフォルニア州にある提携校であるセリトスカレッジと先週オンラインでつないでいただき、アメリカのフィットネス業界の実情をナイ先生に、NATAのATC(アメリカのアスレティックトレーナー)のブライアン先生には肩関節の前方脱臼の解剖から受傷機転、整復法の実際までお話しいただきました。キャンパスツアーもオンラインで見せていただき、短い時間ではありましたがアメリカのスポーツ業界への知識と見聞を広げることが出来ました。
アメリカではコロナ禍にフィットネス業界は「自宅でできるトレーニングへと大きく変わりました」が、今ではスマートウォッチなどに代表されるウエラブルディバイスの活用が主流になっており、アプリなどで指導が受けられるメニュー提供があることも教えていただきました。
また診療報酬を活用した運動制度の確立が進んでおり、肥満社会に一石を投じる未来が想像できました。
次にブライアン先生の授業ではアメリカンフットボールで起こりやすい肩の外傷(ケガ)について教えていただきました。
ブライアン先生はセリトスカレッジのトレーナーをされており、アメフトの試合で年間10人ほどが受傷する肩関節の脱臼についてレクチャーいただきました。アメリカのATCは準医療資格であるため、日本の柔道整復師のように肩関節脱臼後の整復が可能になります。(※州によってどこまでの医療行為ができるかは差があります)
カリフォルニア州は大谷選手がいたエンジェルスも、ドジャースもある場所で雨がほとんど降らず、過ごしやすい気候の土地になります。ぜひいつか直接アメリカにも訪れてみたいですね!
事前にみんなで考えていた質問も無事に解決することが出来ました!通訳をしていただいたミミさんもありがとうございました!
スポーツ科学科 井上