臨床工学技士科・7月の就職説明会レポート:3週連続で多彩な病院が来校!
7月は3週連続で病院説明会を実施しました。
現場の第一線でご活躍されている技士長様や部署長様をお招きし、
臨床工学技士としての役割や働き方、各病院の特徴などを
じっくりお話いただきました。
それぞれの病院が大切にしている価値観や職場環境を知ることができ、
学生たちにとっては「未来の自分」を描くヒントに満ちた時間となりました。
7月10日(第1週):地域の中核病院で活躍する臨床工学技士の姿
🔹社会医療法人生長会 ベルランド総合病院
ご登壇: 臨床工学室 千川様
ベルランド総合病院は大阪府堺市に位置する高度急性期病院で、
社会医療法人として地域に根差した包括的な医療を提供されています。
臨床工学技士は血液浄化業務、心臓カテーテル、呼吸治療、手術室など
多岐にわたる分野で活躍しており、特にチーム医療の中での連携を
大切にされている点が印象的でした。
🔹泉大津急性期メディカルセンター
ご登壇:臨床工学室 山本様
2024年に泉大津市立病院と生長会 府中病院、両病院の急性期機能を集約して
泉大津急性期メディカルセンターができました。
臨床工学技士の育成にも力を入れておられ、「成長できる環境」としての
魅力が伝わってきました。
7月17日(第2週):臨床工学技士が病院を支える力に
🔹 京都岡本記念病院
ご登壇:臨床工学部 岡崎様
循環器系の高度医療で知られる京都岡本記念病院。
現在40名を超える臨床工学技士が在籍しており
岡崎部長の説明からは部署内での教育体制の充実、
それぞれの技士が意見を言いやすい風通しのよい部署づくりを
されている様子がうかがえました。
7月24日(第3週):徳洲会グループ×スケールが生む安心と成長
🔹 医療法人徳洲会 関西ブロック
ご登壇:
・吹田徳洲会病院 臨床工学科 松村様
・松原徳洲会病院 臨床工学科 吉見様
・和泉市立医療センター 臨床工学科 河村様
徳洲会グループの病院説明会では、まずグループ全体の概要や特徴についての
説明が行われました。
その後、学生たちは10名程度のグループに分かれ、少人数での
グループ相談会を実施しました。
各グループには、今年度や昨年度に本校を卒業し、吹田徳洲会病院に
入職したばかりの先輩たちも参加し、学生が気軽に質問しやすい、
和やかな雰囲気の中で意見交換が行われました。
✍️ 学生の感想(抜粋)
「病院ごとに働き方や力を入れている分野が違い、自分に合った職場を考えるきっかけになった」
「技士長の方々が丁寧に話してくれたので、現場の雰囲気がイメージしやすかった」
「“患者さんのために”という言葉がどの病院からも出てきたのが印象的だった」
📌 3週にわたって開催された今回の病院説明会では、臨床工学技士としての
将来像を具体的に描けるような貴重な機会となりました。
ご登壇いただいた病院の皆様、本当にありがとうございました。
今後も大阪ハイテクでは、学生の進路支援の一環として、
さまざまな医療機関との連携を深めてまいります。