臨床工学技士科 ~和を以て輪を成す【チーム医療論】の授業を見学~
こんにちは! 臨床工学技士科教員の瓦林です😃
臨床工学技士科3年生の授業を見学してきました!
チーム医療の特別授業を報告しますね!!
◇宮本哲豪 先生による特別授業
今回は医療安全部門で有名な、淀川キリスト教病院 課長の
宮本哲豪 先生をお迎えし、「チーム医療」の特別授業を見学してきました。
宮本先生は本校の卒業生でもあり、病院に勤めながら医療安全管理学の修士課程も終えられたとても精力的な先生です。
◇「チーム医療」って?
医師、看護師、薬剤師、そして私たちが目指す臨床工学技士(CE)など、様々な医療のプロフェッショナルが力を合わせて、一人の患者さんを治療することです。
授業では病院実習を経験した3年生たちが、いくつかのチームに分かれグループワークに取り組みました。
◇和を以て輪を…?
今回の授業で使用するものは紙・ハサミ・糊。
2分という制限時間で、チームが”和”を以て協力し、どれだけ多くの”輪”っかを作り、繋ぎ合わせられるかを競います。
各グループ作戦会議の後、一斉に作成開始。協力して取り組んでおり、
優れた作戦や、適確に指示を出していたグループは、より多くの輪っかを作成していました。
作成後には、「〇〇が良かった」「△△は改善できる」といったフィードバックも活発に見られました。
楽しいグループワークだった…と思っていたら、次のステップ!🆙
今度は ”利き手を使用せず” 、2分という制限時間でどれだけ多くの輪っかを作り、繋ぎ合わせられるかを競います。
難易度が跳ね上がりましたね👀!?
思わずざわつく学生たちでしたが、苦心しながらもたくさんの輪っかを作っていました。
◇グループワークを通して…
宮本先生はデブリーフィングや、情報を簡潔かつ的確に伝える重要性を繰り返し話されていました。
病院という場所は清潔で、安心安全が求められる場所です。
患者さんに安心安全を提供するためには、私たちはチームとして、さまざまな職種の方々とコミュニケーションを取る必要があります。
時には今回のグループワークのように、限られた時間や十分な手段がない状況で対応しなければならないこともありますが、
話す内容の要点を纏め、適確に伝えることでチーム医療の質が向上することを実感した授業でした。
◇最後に
授業中に作られた沢山の輪っかを、学生らからいただきました。
湿気にやられないよう、大事に保管しておこうと思います😃笑