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    生成AIの便利な使い方とは?文字の認識

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    AIの意外な活用法

    皆さんの周りでAIはどのように使われていますでしょうか?スマホの顔認証?エアコンの人感センサー?自動車の予防安全装置?それとも生成AIを使って仕上げたレポートでしょうか?

    今回ご紹介するのは、古文書の分析・選別を生成AIで行ったというお話です。

    古文書の分析とは

    古文書とは江戸時代以前に書かれた、手紙や日々の証文、目録など、昔の人々の考えや思い、生活などが伺える史料です。誰もが知る戦国武将、例えば織田信長や豊臣秀吉、明治維新時期に活躍した坂本龍馬の手紙などです。たまに、歴史的な発見!などといった形でニュースになるのを除けば、教科書の写真で見たことあったようななかったような・・・という方が多いのではないでしょうか。専門家だけでなくファン(好事家)も多いこの分野、実はネットオークションにも出品されていて、朝日新聞の記事によると、10年間で落札された古文書は28万件を越えるそうです。

    さて、この古文書。その原本(当人が書いた実物)を真筆というのですが、真筆以外(写したもの)のものも多く、多数の古文書からそれを見分けるのは大変な作業になります。

    生成AIによる鑑定結果

    そこで、今回、多数のオークション案件の中から、ある程度評価されていたもの9,000件強の古文書を生成AIを使って選別し、450程に絞り込みを行ったそうです。それを専門家に鑑定していただいたところ、90件を越える真筆の可能性が高い古文書があったそうです。

    真筆がなにでどんなことが書いてあったかは、歴史ファンや専門家に任せて、AIの話にもどすと、AIはツール(道具)なんだと実感できる話だと思います。膨大なデータから必要なものを絞り込む作業は人力では、大変な作業になります。ですが、AIをうまく活用すれば、その膨大な作業はAIに任せて、本当に人がすべき仕事に時間とエネルギーを割くことができる、そんな素敵な時代がついにやってきましたね!

    (このイラストは生成AIで作成しました)

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