子どもが「診療放射線技師になりたい」と言ったら?保護者の方に知ってほしい6つのこと
目次
こんにちは。大阪ハイテクノロジー専門学校 診療放射線技師学科の小松です。
「診療放射線技師になりたい」
お子さんから突然そう言われて、
「診療放射線技師ってどんな仕事?」
「国家資格なの?」
「就職先はあるの?」
「放射線を扱って大丈夫?」
「大学と専門学校、どちらがいいの?」
そんな疑問や不安を持たれた保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
先に結論をお伝えすると、診療放射線技師は医療を支える国家資格で、大学・専門学校のどちらからでも目指すことができます。
また、放射線を扱う仕事ではありますが、医療現場では法令に基づいた安全管理や線量管理が行われています。
進学先を選ぶときに大切なのは、大学か専門学校かという学校区分だけではありません。
お子さんに合った学び方ができるか、国家試験まで継続して頑張れる環境があるかという視点も重要です。
今回は、診療放射線技師を目指すお子さんを持つ保護者の方に、ぜひ知っていただきたい5つのことをご紹介します。
診療放射線技師は医療を支える国家資格です
診療放射線技師は、医療を支える国家資格の一つです。
医師や歯科医師の指示のもと、X線撮影、CT、MRI、マンモグラフィ、核医学検査、放射線治療など、さまざまな検査や治療に関わります。
病気やけがの発見に必要な画像を提供したり、放射線を使ったがん治療を支えたりする、医療現場に欠かせない専門職です。
診療放射線技師になるためには、国が定めた教育課程で必要な知識と技術を学び、国家試験に合格したうえで免許を取得する必要があります。
卒業後は病院だけでなく、クリニック、健診施設、放射線治療関連施設、医療機器に関わる企業などで活躍する道もあります。
大阪ハイテクからも、病院や健診施設、放射線治療に関わる企業などへ卒業生が就職しています。
「機械を操作するだけ」の仕事ではありません
診療放射線技師というと、大きな医療機器を操作している姿をイメージされるかもしれません。
しかし、実際には患者さんと接する機会がたくさんあります。
検査の内容を分かりやすく説明したり、不安そうな患者さんに声をかけたり、検査前に安全確認を行ったりすることも大切な仕事です。
患者さんの中には、痛みを抱えている方や、検査に不安を感じている方もいます。
そのような患者さんに安心して検査を受けてもらうためには、専門的な知識や技術だけでなく、相手の気持ちを考えて接する力も必要です。
診療放射線技師は、医療機器と向き合うだけでなく、人と向き合う力も求められる医療職なのです。
放射線を扱いますが、安全管理の仕組みが整えられています
保護者の方から特によくいただくのが、
「毎日、放射線を扱って大丈夫なのでしょうか?」
という質問です。
診療放射線技師は放射線を扱う仕事のため、被ばくの可能性を完全にゼロと言い切ることはできません。
しかし、医療現場では、受ける放射線を必要最小限に抑えるための安全管理が行われています。
通常は放射線を遮る構造の操作室から機器を操作し、必要に応じて防護用のエプロンなどを着用します。また、放射線からの距離や作業時間にも注意して業務を行います。
さらに、放射線業務に携わる職員は個人線量計などを使用し、仕事中に受けた放射線量を確認します。健康管理についても、法令に基づいた取り組みが行われています。
なお、MRI検査はX線ではなく、強い磁場と電磁波を利用して身体の内部を画像化する検査です。
放射線や医療機器を正しく安全に扱い、患者さんや医療スタッフを守ることも、診療放射線技師の重要な役割です。
そのため、診療放射線技師の国家試験でも「放射線安全管理学」や「医療安全管理学」が試験科目として定められています。
大学と専門学校、どちらからでも目指せます
診療放射線技師になるための進学先には、大学や専門学校などがあります。
どちらに進学しても、指定された教育課程で必要な知識と技術を学び、国家試験に合格すれば、同じ診療放射線技師の国家資格を取得できます。
大切なのは、大学か専門学校かという名称だけで判断することではありません。
授業や実習の内容、先生との距離、国家試験対策、就職支援、学費、通学方法などを比較し、お子さんに合った学び方ができる環境かどうかを確認することが大切です。
大阪ハイテクの診療放射線技師学科は、専門学校ですが、昼間部・夜間部ともに4年間かけて学びます。
基礎から始め、X線撮影、CT、MRI、マンモグラフィ、放射線治療など、診療放射線技師に必要な知識と技術を段階的に身につけていきます。
学校にはX線撮影装置やCT、MRIなどの医療機器があり、教科書だけでなく、実際の装置に触れながら学ぶことができます。
「どのように画像ができるのか」
「患者さんをどの位置に案内するのか」
「安全に検査を行うためには何に注意するのか」
こうしたことを、実際の医療機器を使いながら確認できることが大阪ハイテクの特徴です。
また、昼間部・夜間部ともに卒業研究・課題研究に取り組みます。
学生自身がテーマを考え、担当教員の指導を受けながら調査や実験を行い、結果をまとめて発表します。
国家資格を取得するための勉強だけでなく、自分で考え、調べ、相手に伝えるところまで経験できることも、4年間かけて学ぶ大阪ハイテクの魅力です。
さらに、昼間部では、所定の要件を満たして卒業すると「高度専門士」の称号が付与され、大学院への進学資格も得られます。
大学と専門学校の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
診療放射線技師は大学と専門学校どっち?資格・初任給と学校選びを解説
4年間頑張るからこそ、「支えてくれる環境」も大切です
診療放射線技師になるための4年間は、決して楽なことばかりではありません。
専門科目を学び、実習を経験し、最後には国家試験に挑戦します。
勉強が難しくて悩んだり、思うように成績が伸びなかったり、実習や国家試験に不安を感じたりすることもあります。
だからこそ私たちは、「何を学べるか」と同じくらい、「困ったときに相談できる環境があるか」も学校選びでは大切だと考えています。
大阪ハイテクが特に自信を持っているのが、学生一人ひとりを支える環境です。
教員と学生の距離が近く、勉強のことはもちろん、
「実習が不安」
「最近ちょっとしんどい」
「将来のことで迷っている」
といった日頃の悩みも相談しやすい雰囲気があります。
大阪ハイテクの診療放射線技師学科では、診療放射線技師の免許と病院での勤務経験を持つ教員が指導しています。
教科書の内容だけではなく、
「実際の病院ではどうするのか」
「患者さんにはどのように接するのか」
「診療放射線技師として働くとはどういうことなのか」
といった、医療現場につながる話を聞きながら学ぶことができます。
学生一人ひとりの状況を見ながら、必要なときには一緒に考え、4年間を支えていく。
これは、大阪ハイテクがとても大切にしていることです。
「どこに入るか」だけでなく、「どこなら続けられるか」
進学先を選ぶとき、国家試験の実績や就職先、設備などはもちろん大切です。
しかし、お子さんが何年間も通う場所だからこそ、数字やホームページだけでは分からない学校の雰囲気も確認していただきたいと思います。
学校を比較するときは、次のような点も親子で確認してみてください。
- 先生には相談しやすそうか
- 学生と先生の距離は近いか
- 基礎から学べるカリキュラムになっているか
- 国家試験対策や就職支援は充実しているか
- どのような医療機器を使って学べるか
- 臨床実習や卒業研究にはどのように取り組むか
- 学費や奨学金などの説明が分かりやすいか
- 本人が「ここなら4年間頑張れそう」と感じられるか
診療放射線技師になるまでの道のりを考えると、入学できる学校ではなく、卒業と国家資格取得まで頑張れそうな学校を選ぶことが大切です。
保護者の方からよくある質問
理系科目が得意でなくても目指せますか?
診療放射線技師になるためには、数学や物理など理系科目も出てきます。
ただし、高校時代に物理や化学を選択していなくても大阪ハイテクでは基礎から段階的に学べるカリキュラムを組み、教員へ質問・相談しながら勉強を進められる環境を整えています。
保護者もオープンキャンパスに参加できますか?
もちろんご参加いただけます。
設備や授業内容だけでなく、国家試験対策、就職実績、学費、奨学金、学校生活についてもご相談いただけます。
お子さんとは違う視点から学校を見ることで、進学後の生活をより具体的にイメージしていただけると思います。
ぜひ、一緒にオープンキャンパスにご参加ください
「診療放射線技師について、自分もよく分からない」
「まだ大学と専門学校で迷っている」
「うちの子が4年間やっていけるのか少し心配」
そんな状態でも大丈夫です。
ぜひ一度、お子さんと一緒に大阪ハイテクのオープンキャンパスへお越しください。
設備を見るだけでなく、先生と学生がどのような距離感で話しているのか、学校がどのような雰囲気なのかも見ていただきたいと思います。
授業、国家試験、就職、実習、学費、学校生活のことまで、気になることは遠慮なくお聞きください。
お子さんがこれから過ごす大切な4年間です。
だからこそ、資格が取得できるかだけではなく、
「この学校なら自分のことを見てもらえそう」
「ここなら4年間頑張れそう」
と思える場所を選んでほしいと考えています。
学生一人ひとりに寄り添い、診療放射線技師になるまで一緒に歩んでいくこと。
その距離の近さと支える環境には、私たちは自信があります。
「まずは少し話を聞いてみようかな」という気持ちで大丈夫です。
ぜひ、お子さんと一緒に大阪ハイテクへお越しください。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
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