ブログ

blog

卒業生との交流会を通じて感じた新年の抱負

2023年が始まり、久しぶりに卒業生集まりに参加してきました!

5名の2016年度卒業生たちは、それぞれの形でスポーツ健康・医療に関わる仕事をしています。彼らの学年はAT(アスレティックトレーナー)合格者が学内過去最多の年で、鍼灸スポーツ学科単科でも2番目に多い年でした!今回の会った卒業生5名の参加者のうち、既卒者(大学卒業者や社会人経験者)として入学した人が2名、高校卒業すぐに入学した人が3名でしたが、クラス全体でも既卒者がいい存在感を示してくれていた年でもありました🌝

彼らの現在の仕事は、プロ野球(NPB)のトレーナー大学水泳部トレーナー兼トレーニング施設のパーソナルトレーナーに加えて開業している人が3名います。開業と言っても、いわゆる一般の治療院ではなく、パーソナルトレーニングやコンディショニングと合わせて治療もできる施設を経営しているのです。アメフトチームのトレーナーを兼ねていたり、企業と提携した出張コンディショニングを組み合わせている人もいます。この多様性は鍼灸スポーツ学科の大きな特徴のひとつになっています。

彼らはみな個性的で、自身の考えを持っています。もちろんまだまだ伸びしろが大きく、これからの成長も楽しみです!ただ改めて彼らの在学中の取り組みを思い起こすと、まず貪欲だったということが言えます。その貪欲さは、資格試験に合格するということではなく、現場で役に立つ存在になるという意識に表れていました。過去問を解いたり受験のポイントを押さえるだけの試験対策ではなく、テキストを端から端まで読んで全部理解することがスタートで、もっと知るべきことは、もっとできるようになっておくべきことはないのかと追及する意欲があったということです。知らないこと、できないことがあれば専門家として恥ずかしいし、選手やクライアント、患者の役に立てないという考えを持っていました!

卒業生の中には、思ったような道に進みながら成長している人もいれば、進む道の方向性を変えながら歩んでいる人もいます。卒業してからも当初の目標を何とか達成しようと頑張り続けている人もいます。全く違う方向性に進んだ人もいます。それでも時折遊びに来てくれる卒業生が、「仕事は大変ですが、院長の治療の腕がいいので、それを毎日盗むつもりで頑張っています!」とか、「バイクで訪問行きまくってますけど、治療やら運動指導しながら元気をばらまいてますよ」とか、「ほかのチームからいくつか声かかってたりしますけど、今のチームでしっかり頑張ります」なんて言う声を聴いたり、現場での悩みを相談しにきては、最後には何とか前を向いて頑張ろうとしている彼らの姿は、我々教員に勇気と覚悟を与え続けてくれます☀

私は、新入生を迎えるたびに、全力でサポートする約束をします💪これは自分自身への約束でもあります。彼らの要求に何でも答えて甘やかしたり、手取り足取りするようなサポートではありませんが、彼らにとって活用する価値のある存在で居続けることで、自分の言葉を裏切らないようにしたいと常に考えています。新年を迎えたといっても、まだ2022年度で、ここからがクライマックス!みんなでいい年にしていきましょう!!

オープンキャンパス・資料請求はこちら

ブログ カテゴリー