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【ロボット学科】 ロボットの応用技術をご紹介♪ ~介護用ロボット~

「ロボット」という言葉を聞くと、みなさんはどんなロボットを想像しますか?
ガンダムのような、強そうな二足歩行ロボット
それとも、「ルンバ」(iRobot社)のようなお掃除ロボット
今回のブログでは、意外(?)な場面で使われるロボット応用技術をご紹介します♪
 
今回取り上げるのは・・・「介護用ロボット」!
現在の日本では、65歳以上の高齢者が約2,500万人、そのうち、何らかの支援が必要な人は484万人にも!
いずれ、日本人の「4人に1人は高齢者」となるといわれています・・・
これまで老人ホームなどの介護の現場では、介護福祉士やヘルパーをはじめとする職業が活躍していましたが、高齢化がどんどん進む日本において、「介護ロボット」が社会を支える新たな産業として注目されています。
 
例えば、介護支援ロボット「RIBA(Robot for Interactive Body Assistance:リーバ)」。

(※引用元:理研-東海ゴム人間共存ロボット連携センター http://rtc.nagoya.riken.jp/RIBA/
これは2007年に設立した「理研-東海ゴム人間共存ロボット連携センター」が世界に先駆け開発したもの。
ベッドや車椅子から大人を抱き上げて移動するのはとても力がいるし大変な動作ですが、介護ロボットのリーバは、この動作を人間の代わりに行い、介護の負担を減らしてくれます。
 
また、自動的に排泄物を処理してくれる自動排泄処理ロボット「マインレット爽(さわやか)」も画期的!

(※引用元:大和ハウス工業株式会社 http://www.daiwahouse.co.jp/release/20121212093333.html
 
介護には三大介護と呼ばれるものがあります。それは、「①食事介助、②入浴介助、③排泄介助」です。
特に「排泄介助」については1日に平均7回以上のおむつ交換が必要なんです・・・
その介護のお仕事を全自動で行うことができるこのロボットは、介護保険が適用されるのです!
つまり、「介護ロボットの利用料を国の介護保険が補助してくれる」ということ!
今後はもっとたくさんの種類のロボットに、介護保険が適用される見込みです。
日本という国全体で、ロボットに期待している証ですね◎^^
 
本校卒業生も、現在就職先で介護用ロボットの制作に携わっていますよ~。

詳しくはロボット専攻の紹介ページへ♪ : https://www.osaka-hightech.ac.jp/gakka/robot
あと何年かで1家に1台、なんらかのロボットがいる時代になります!
その未来を作っている卒業生たちに期待しています★みんながんばれ~!!
 
事務局 林

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