【ロボット専攻】 ～国内研修兼卒業旅行 報告☆３日目～
ロボット学科２年生 国内研修兼卒業旅行の３日目を報告します :a6:
３日目の午前は、埼玉県にある安川電機の関東ロボットセンタに行ってきました！！
安川電機は、産業用ロボットの分野でとても有名な会社で、累計出荷台数が世界No.1です。
関東ロボットセンタは、ロボットの導入を検討している企業に、ロボット設備の見学やロボットの動きを体感してもらうことでロボットへの理解を深めてもらい、お客様と一緒に新しい活用の創造を行っていくことを目的としている施設です :a7:
最初に副センター長の尾崎様から、安川電機の歴史や会社概要、ロボットの紹介を
して頂きました。
産業用ロボットの他にも、医療・福祉・介護・バイオの分野でも開発・導入に取り組まれています。
その後、ロボットの設備の見学をさせて頂きました。溶接用ロボットや、組立て・搬送ロボットなど様々な種類の産業用ロボットが動く様子を間近で見ることができました。
ショールームでは、ルービックキューブに挑戦する双腕ロボットを見学しました。
ロボットは単純に動くのではなく、形や色を画像処理で認識しコンピュータ処理により動いています。その性能の高さに驚かされました :c12:
普段は見ることができない産業用ロボットを実際に見ることで、ロボットのすごさを改めて実感することができ、大変貴重な経験をさせて頂きました。
午後は東京に戻り、秋葉原にあるDMM.make AKIBAに行ってきました。
DMM.make AKIBAは、昨年の11月にできた大規模なものづくり施設です。
テレビのCMで見られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マシニングセンタをはじめとした様々な工作機械、3Dプリンタ、3Dスキャナ、レーザーカッター、オシロスコープ、自動実装機などなど・・・
ここでは紹介しきれないほどたくさんの造形設備や電子機器設備、3D-CADや回路設計ソフトなどのソフトウェアを使用できる環境が整っています。
まさに自分たちが考えたアイディアを形にするための場所でした。
学生達も最新の設備を目の当たりにし、大変興味を持って見学をしていました :b1:3
その後、DMM.make AKIBAに入居されているexiii株式会社を訪問しました。
exiii株式会社は、「handiii」という筋電義手（筋肉の電気信号で操作する義手）の
開発を進めているベンチャー企業です。
3Dプリンタを使ったパーツ製作及びスマートフォンとアプリを活用することで、これまでにない新しい義手の実用化に向けて、3人のメンバーで取り組まれています。
メカ担当の山浦さんと、デザイン担当の小西さんから、「handiii」を紹介していただきました！
また実機で、デモンストレーション及び体験もさせて頂きました。
少人数でこのような素晴らしい義手の製作に取り組まれていること、また学生時代に
取り組まれていたことが、社会人になっても趣味の範囲で継続し、現在の仕事につながって
いることなどの話を聞き、学生達にとって大変刺激になったようです。
今日の研修で、学生からは
・産業用ロボットは6軸と7軸で、たった1軸が違うだけで自由に動ける領域が増え、人の動きに近づくことができることにびっくりしました。
・双腕ロボットがルービックキューブを1分程で攻略する様子を見て、感動しました！
・DMM.make AKIBAは、新しいユニークなアイディアや誇れる技術があれば、新しい製品やビジネスが生まれるパワーがある場所だと感じました。
・義手の機構がシンプルな部分と複雑な部分があり、ワイヤーの使い方がとても工夫されていて印象に残りました。手にとって見ることができ、とても参考になりました。
・新型の義手では、私たちが学校でも使用している距離センサを使われているというところが、とても斬新で驚きました。
などの感想がありました！！
明日は、いよいよ最終日！横浜の自動車工場を見学に行きます！！ :b14:
またブログで報告しますので、楽しみにしていてください。
ロボット専攻 松本
