• オーキャン
  • ブログ

    blog

    放射線の力で地層や土器の年代が分かる!?

    診療放射線技師学科教員 櫻井玲です :c11:
     
    2019年、新しい年になりましたね!!西暦で2019番目の年。
    地球が誕生して46億年、恐竜がいた白亜紀は約1億4500~6600万年前 :a6:
    地球や恐竜からすると、ほんのちょっと!!
    地球からすると、約46億回もお正月があったってことになりますね!
     
    でも、どうやったら地球や恐竜の年代がわかるのでしょうか :c4:
     
    ここでも放射線が活躍しています!!
     
    「半減期」ってきいたことありますか?
    簡単に言うと…「ある物質が元の量から半分になるまでの期間」です。
    「砂で作ったお城がちょっとずつ壊れていって、
    ちょうど半分壊れるまでの時間」って考えたら、イメージしやすいかな :a6:
     
    「ウラン」などの元素は不安定で、ゆ~っくりと壊れていきます。
    そして壊れる時に、放射線を出します。
    「ウラン235」は、とてもゆっくり壊れていき、約7億年かけてやっと半分になります。
    また、その他の放射性物質として「炭素14」という核種があります。
    「炭素14」は、5730年で半分になります。
     
    半分になっても、無くなるわけではなく、違う物質に変身します。
    これを「放射性壊変(崩壊とも)」といいます。
    「壊れて変わる」で「壊変」ってわかりやすいですね :a6: !
     
    「炭素14」も壊れる時に、放射線(β線)をだします。
    そのβ線の量を測ることで、年代を測定することができます。
     
    例えば
    調べた結果、その物体中の「炭素14」の量が4分の1になっていた。
    ということは
    半減期5730年の2倍
    「5730×2」で、1万1460年前のものとわかります。
    この測定方法は、誤差が50年しかないってスゴイですよね。
     
    大阪ハイテクノロジー専門学校にも、
    そのβ線を測定できる機械があります!!!
     
    1
    Triathler(トライアスラー) ポータブル液体シンチレーションカウンター
     
     
     
    …年代測定についてもっと詳しく知りたくなった方……
    続きは ★オープンキャンパス★ でっ!!(≧▽≦)
    詳しくお話ししましょう!!
     
    2019年4月 大阪ハイテクに診療放射線技師学科が誕生します!!
    生まれたての放射線技師学科の最初のメンバーになって、
    新たな歴史を作っていきましょ~!!
    いつでもオープンキャンパスに来てくださいね!!ヾ(*´∀`*)ノ
     
    Just a little more!!!   Keep going!!!! You can do it!!!

    オープンキャンパス・資料請求はこちら

    ブログ カテゴリー