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AIや人工知能って何だろう? ②

皆さんこんにちは!
大阪ハイテク人工知能学科の安達です !
身近なものに「人工知能(Artificial Intelligence;略してAI)」が使われている話を前回しましたね!
前回のブログはコチラ
 
今回は、よく知られている従来のコンピュータと「人工知能(AI)」は何が違うかの紹介です 😀
コンピュータというのは、本来「計算機」でした。そのコンピュータに計算をさせるための命令が「プログラム」と言われるものです。皆さんが使っている様々なソフトやアプリもこのプログラム(ただし膨大な量の“命令”ですが・・・)です。
人工知能(AI)」はというと、現時点ではやはりこちらもソフトウエアつまりプログラムになります。ただそのプログラムには人と同じように、「認識」や「推論」などの「知的作業」を行えるようにしているところが、少し違うところです。
例えばもしプログラムで「1+1=3」というような計算式を作り、1+1と入力して計算させると、「3」という答えを必ず出してきます。つまり、指示したこと以外できないのがコンピュータ、従来のプログラムです。従って、
 
R1スライド1
この写真のように、リンゴと赤丸を示してどちらがリンゴかを正しく判断させるには、あらかじめ「こういうものは“リンゴ”」という答えを教えておかなければ正しい答えは計算できません。でも皆さんご存知の通り、リンゴは完全な丸ではないし、色も赤とは限りません。赤でも濃淡もあり、それらの特徴を全てコンピュータに教えるのはすごく大変です。
R1りんご2
もし、コンピュータに左がリンゴと教えたのなら、右はリンゴとは判断しないかもしれません(なぜなら色も違うし、形も違うし、葉っぱもついているし)。でも我々人間はちゃんとどちらもリンゴだと判断します。リンゴの特徴を分析し、その解釈を広げ、当てはまるものが多ければリンゴと推論し判断することができるのです。そして「人工知能(AI)」もこれができます。
 
つまり、「人工知能(AI)」はこの人間の行っている行為を(ある程度)できるようなプログラム、システムのことを指します。
例えばスマートフォンの顔認証システムを思い起こしてください。人の顔の特徴を捉えて、ちゃんと見分けていますよね?ちょっとくらい顔の角度が違っても、親兄弟(似ている顔)でも見分けていませんか?
 
このようにより人に近いデータの処理ができるのが「人工知能(AI)」だと言えるのではないでしょうか?
大阪ハイテクの人工知能学科ではこの「AI」について学んでいきます。

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