今さら聞けない!?「消毒」と「除菌」の違い!!
みなさんこんにちは!
感染症には日常生活だけでなく、スポーツのフィールドでも気を付けなければなりませんね!
そ・こ・で!!
今回は今さら聞けない!?「消毒」と「除菌」の違い!!と
題して消毒液の様々な表記について学んでみましょう!
手指消毒(しゅししょうどく)という言葉も馴染み深いものとなりましたね。
まずは消毒から!
消毒:菌やウイルスを無毒化すること。感染症が起こりえない水準まで微生物を殺滅または減少させる事。薬機法では「医薬品」「医薬部外品」の製品に使われます。
除菌:菌となっていますが、菌やウイルスの数を減らすことです。「医薬品」「医薬部外品」以外の製品での起債をよく見ますね!一部の洗剤や漂白剤は消毒の言葉を使いませんが、菌やウイルスを無毒化できる製品もあります。
殺菌:文字通り菌を殺すのですが、対象の微生物やどのくらい殺菌するかは含まれません。つまり、一部だけ殺菌しても殺菌したということになります!
抗菌:菌の増殖を防ぐことです。菌を殺したり減らしたりするのではなく、繁殖を抑制することです。抗菌加工という記載を見たことはありませんか?
つまり、手指消毒をするのであれば、「医薬品」「医薬部外品」と記載のあるものを使う方が好ましいと感じます。
消毒に使われるアルコールは通常であれば70%~95%エタノールなどが使用されます。
消毒液が入手困難になったとき、アルコール配合ジェルが流通しましたね。中にはアルコールの濃度が足りていないものも含まれていますので注意が必要です。
いかがでしたか?
現在はwithコロナ生活となり、消毒やマスクが一般的になりましたね。
正しい知識を持って消毒やマスクの適切な利用を心がけましょう!
安全にスポーツ活動が再開されつつあります。
みんなで協力して安全にスポーツに取り組みましょう!!
スポーツ科学科 教員 中山